テレワークなど生活様式の変化により
家で過ごす時間も増えてきました。
家での仕事、そして家事。
新しい生活様式のなかで
皆さまのなかに起きた変化を調査しました。
男女ともに、「仕事とプライベートの切り替えが難しい」がテレワーク一番の課題となりました。
次いで、女性では「ひとりの時間をつくることができない」、
男性では「周りの音が気になって集中できない」が挙げられています。
家事と仕事の両立が大きな課題となっているようです。
女性では「家族それぞれのプライベートが確保できる空間」、
男性では「在宅勤務可能な空間」がそれぞれ1位となっています。
ワーキングスペースとプライベートスペースをうまく分けることも上位に来ており、
やはり家の環境においても仕事とプライベートの両立が大きな関心ゴトとなっています。
共働きでテレワークをしている家庭では、
約57%がお子さまの家事参加が増えたという結果になりました。
また、それ以外のご家庭についても、お子さまの家事参加が増えている傾向にあります。
お子さまの家事参加について、「家事を行った際に褒める」
「自然に家事に参加できる仕組みを作る」「家事に興味を持たせる」など、強制ではなく、
自発的な参加を促すようにしている家庭が多いようです。
家族が自宅で過ごす分、3食分の献立や、間食の準備が上位に来ています。
また、感染防止の取り組みとして、手洗い・うがいの呼びかけや、マスク・消毒液の補充なども
新たに増えた「名もなき家事」となっているようです。
感染防止の取り組みである手洗い・うがいの呼びかけや換気は女性同様上位にきています。
加えて、テレワークで使用する部屋の片づけなども新たな名もなき家事となっています。
また、女性とは違い、男性では、「特に増えた名もなき家事はない」と答えた方が多くいました。
男女ともにテレワークがある家庭のほうが、「名もなき家事」が増える結果となりました。
また、テレワークの有無に関わらず、女性のほうが
「名もなき家事が増えた」と感じており、負担も大きいと考えられます。
テレワークをしている女性では、名もなき家事が増えた(「非常に増えた」「やや増えた」の合計)と
感じる割合が約45%と半数近い結果となった。
家で過ごす時間が増えたことで、
夫婦や家族で過ごす時間、
そして会話が増えています。
仕事のこと、家事のこと。
家族みんなで会話してみては
いかがでしょうか。