おわりに
東京の中心地のひとつでありながら、「秋葉原」駅を中心に様々な表情で楽しませてくれる「神田・秋葉原」エリア。脈々と流れる下町らしい風情と、それを支える様々な歴史。そして、新しいものと古いものが混ざりあって一層活気に溢れるこの街は、まさに「温故知新」の新しい“トーキョー”を感じさせてくれます。人々の息づかいと、どこかのどかな空気を併せ持つこの街の魅力は、きっと暮らす人々が生き生きとしているからなのでしょう。
取材メモ
秋葉原と言えば、なにかいつも不思議なカルチャーを発信している街というイメージがありました。しかし、今回取材した「秋葉原」駅を中心とした「神田・秋葉原」エリアは、古い建物と高層ビル、会社員と子どもたち、新しいものと古いものが混ざりあった新たな一面も教えてくれました。歴史と未来が交錯することで生まれる活気こそ、この街の一番の魅力なのだと思いました。
(掲載の情報は2015年9月時点のものです。)