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都会のオアシス、リバーシティに住まう

都市での暮らしの魅力を様々な切り口で紹介する“住まうTOKYO”。今回は、東京の魅力が詰まった「中央区・佃エリア」をご紹介します。
このエリアは、歴史を感じる景観と近代的なマンション群が織りなす不思議な表情が魅力。また、運河や花火、夜景、豊かな自然など、季節や情緒を常に感じることのできる街です。特に佃リバーシティ地区は、都心でありながらスーパーやレストラン、カフェ、薬局などの店舗から、小・中学校、病院、ジムなど、生活に必要な施設が多く揃っています。さらに、運河を行く屋形船など風情ある景色と、JR「東京」駅や銀座エリアなどへのアクセスの利便性を同時に楽しむことができるエリアです。
また、周辺には公園も多く、週末ともなるとピクニックを楽しむご家族連れで賑わうこのエリア。
今回は、都心のオアシスとして発展し続けてきた佃リバーシティ地区の成熟した魅力をご紹介します。

都心へアクティブにアクセスできる立地

佃リバーシティ地区は、直線距離にてJR「東京」駅や銀座エリアから約2kmの隅田川の河口に位置します。
交通の利便性がよく、アクティブにアクセスできる立地が魅力的です。
東京メトロ有楽町線「月島」駅から「銀座一丁目」駅まで電車で約4分(※)、「有楽町」駅までは電車で約5分(※)。
また、バスを利用すれば約12分でJR「東京」駅まで行くことができ、自転車を使えば、築地、銀座、有楽町、丸の内まで 気軽に足を運べるので、オン、オフ問わず都心に気軽にお出かけできるのが魅力ですね。
(※)掲載の所要時間は日中平常時のもので、乗り換え・待ち時間は含みません。

    1. 都心へアクティブにアクセスできる立地。
    2. バス通りともなる、佃リバーシティ地区のメインストリート。
    3. 都心のダイナミズムを感じるロケーションが佃リバーシティ地区の魅力。
湾岸エリア最初の開発地域

佃リバーシティ地区は、豊洲をはじめとする湾岸エリアとの間に石川島造船所の跡地を中心とした大規模住宅群として、 1986年頃に整備が開始されました。
開発当初から“都心回帰=利便性の高い住宅街を創る”を目的としていたこともあり、交通の利便性や生活における快適さ、安全性など、あらゆる面で当時の技術がつぎ込まれてきました。現在では、衣・食・住・遊が揃う、都心のダイナミズムを堪能できる住宅エリアに発展を遂げています。
では、その再開発はどのような経緯で進んだのでしょうか?
もとは石川島と佃島という二つの地域が、1872年の町名改正で佃島に統合され、その後、築地市場に代表されるように漁師町として発展を遂げました。1986年に「大川端リバーシティ21」の建設が始まると、開発以前からこの地で開院していた、 「石川島記念病院」に加えて、「佃島小学校」や「佃中学校」、「石川島公園」など生活に便利な多様な店舗や施設が揃う街として発展しながら、古き良き時代の面影が所々に残る“リバーシティ”が誕生しました。
高い利便性と近代的なマンション群を擁しながら、昔ながらの歴史を今に伝えるおおらかな雰囲気が、この街全体を活気あるものにしているようにも感じます。

  1. 「中央区立佃公園」から対岸を望む。
  2. 近代的な景観から遠方に「永代橋」を望む。
  3. このエリアの開発にあわせて建てられた佃中学校。
  4. 2014年に建て替えられた「石川島記念病院」。
  5. 「佃中学校」に隣接する「佃島小学校」。元気な声が響く。
暮らすほどに利便性を感じる街

佃リバーシティ地区は、東京の真ん中で暮らす快適さを実感できるエリアのひとつかもしれません。
「LINCOS(リンコス)」や「マルエツ」などのスーパーマーケットはもちろん、薬局の「Anthony's(アンソニーズ)」やスポーツジムの「フィットネス&スパNASリバーシティ21」など、多くのお店が揃います。
飲食店にいたっては、和食から洋食、イタリアンまで豊富なラインアップが揃います。裏路地にはお洒落なカフェ「LUXE cafe(リュクスカフェ)」もあり、休日にはのんびりとした時間を過ごすご家族連れも見かけます。
少し足を延ばしてみるなら、通称「月島もんじゃストリート」として有名な月島の「西中通り一番街」はいかがですか?もんじゃだけではなく喫茶店やカフェ、ちょっとお得なスーパーマーケットなどもあります。築地の「場外市場」や「晴海トリトンスクエア」、「アーバンドック ららぽーと豊洲」も自転車で行ける距離。
都市生活の醍醐味を思う存分楽しむことができます。

  1. 露天風呂も付いている「フィットネス&スパNASリバーシティ21」
  2. 佃リバーシティ地区の目抜き通り。この通りにお店などが集中している。
  3. 本格的なイタリアンピッツァを提供する「ピッツェリア・ポンテ・チェントロ」
  4. テラス席が人気の「上海ダイニング カフェ&チャイナグルメ」
  5. 買い物や食事へ行き交う人々も、どこかゆったりとした時間を楽しんでいるようだ。
四季を愛でる豊かな自然

そして、この街には豊かな自然を感じるスポットがたくさんあります。
まず、何と言っても隅田川の雄大でダイナミックな眺めは、このエリアが持つ魅力のひとつ。ゆったりと進む遊覧船や屋形船はもちろん、川沿いの桜をはじめ、夏には花火大会、秋には対岸の「越中島公園」の紅葉、冬には遊歩道から見上げる澄んだ夜空など、日々の暮らしに四季折々の景色が流れていきます。
また、「住吉神社」から「石川島灯台」にかけての周辺は「中央区立佃公園」となっていて、「住吉小橋」など和の趣を感じる場所から対岸の景色を見渡すことができます。赤く可愛らしい「佃小橋」から漁船越しに見る佃リバーシティ地区は、なんとも不思議な感じの風景です。
さらに、「イーストタワーズ」前の歩行者専用空間の他にも、遊歩道や「中央大橋」など、自然を満喫できるスポットが盛りだくさん!佃島の周りでは、多くのランナーがジョギングを楽しんでいます。四季の風を受けてゆっくり走るのは、さぞ気持ちがいいことでしょう。
そこに暮らしているだけで、四季のハイライトを存分に味わうことができるのは、 なんとも羨ましい限りです。

  1. 日本庭園のような美しさの「佃公園」。
  2. 空と隅田川のコントラストに四季の移り変わりを感じる。
  3. さわやかな風を受けて遊歩道をジョギングするランナー。
  4. ゆったりと進む遊覧船やどこまでも続く空に心が洗われる。
  5. 歴史を感じる景色と近代的な風景のコントラストが面白い。
今後発展していく期待感

新しい風と歴史の風情を同時に味わうことのできるこの街は、現在も開発が続けられています。
「東京」駅から約2km圏内に位置し、“いま”と“むかし”を存分に感じながら暮らせる街。
そして、水や緑といった自然の中で四季を感じながら落ち着いて暮らせる街。佃リバーシティ地区は、 まるで都心のオアシスのようです。そんな街で暮らすことが大都会・東京に住まう醍醐味なのかもしれません。

取材メモ
今回、「月島」駅をおりて初めて佃方面へ足を運びました。いつも遠目に見ていた近代的なマンションビル群の足元には、とてものどかで優しい暮らしの風景が垣間見えました。散歩している老夫婦、幼稚園からの帰り道、ずっと何かをお母さんに説明している子ども、そしてそれを嬉しそうに聞いているお母さん、小学校からはブラスバンドの元気溢れる演奏……。散歩気分でぐるりとエリア一帯を歩いてみて、あまりに象徴的だったこの街が、急に親しみやすい印象に変わったことに驚きました。賑やかなだけではない新しい一面を知ることで、とても“東京らしい”エリアだなと感じました。
(掲載の情報は2015年9月時点のものです。)
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