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約8割の看護師がワークシェアリングのニーズを希望。

1人あたりの労働時間を減らすことで仕事を分かち合うワークシェアリングのニーズを感じている看護師が約8割にも上る事が意識調査で分った。
調査は調査会社「ケアレビュー社」が3月12~16日にインターネット上で実施し、若手~中堅の看護師にターゲットを絞り、全国の病院で働く20代~40代の女性看護師500人からの有効回答を反映した結果である。

調査結果によると、約8割の看護師が勤務時間への不満を感じており、不満の主な原因は「自己啓発の時間がない」52%。「長時間労働による体調不良」44%。「家事育児、介護等の時間がない」43%と全体で81%の看護師が勤務時間に不満を感じている。
それに伴い約8割の看護師がワークシェアリングの必要性を感じている。
その中でも働く日数の少ない労働(少日数勤務)は78%。1日の労働時間が短い労働(短時間勤務)は70%だった。
その中でも特に、未就学前の子供を持つ看護師は、あらゆる短時間勤務形態を、今すぐ希望する回答が多く、高い緊急性を汲み取れる。

短時間勤務形態に関して、気になる所は「賃金」と「評価への影響」が最も高く、86%の看護師が気になると回答している。また、短時間勤務を選択する場合「勤務時間比例で給与減額される事」について、52%の看護師が納得感を示している。
アンケートによせられたコメントから、「給料」よりも「時間短縮、休日の増加」等、柔軟性のあるワークシェアリング導入が、肯定的に受け入れられていることがわかった。

 

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