厚生労働省は、2013年10月末時点の医療施設動態調査の結果を発表した。それによると、一般病院の施設数は前月末から2施設増加の7477施設だった。内訳は、精神科病院は1施設増の1067施設で、病院総数は3施設の増加で8544施設。一般病院のうち療養病床を有する病院は増減なしの3873施設だった。
病院の病床総数は157万3852床(前月末比243床減)で、病床種別では一般病床が561床減の89万7142床、療養病床は81床増の32万8276床だった。また、精神病床は244床増の34万24床、感染症病床は増減なしの1815床。 一般診療所は10万647施設(同117施設増)で、そのうち無床診療所は9万1446施設(同169施設増)。有床診療所は9181施設(同52施設減)で、病床数は12万5765床(同569床減)となった。このうち療養病床を有するのは1222施設(同9施設減)で、病床は1万2395床(同78床減)になった。歯科診療所は6万8742施設(同39施設増)。
開設者別では、医療法人が5727施設・85万5630床、国(独立行政法人国立病院機構)が143施設・5万4856床、都道府県が212施設・5万6682床、市町村が667施設・14万3384床、厚生連が107施設・3万4331床、済生会が79施設・2万1936床、社会福祉法人が193施設・3万4004床などとなっている。