厚生労働省が行った2013年度介護給付費実態調査によると介護サービスと介護予防サービスの利用者は、566万500人(前年度比22万9900人増)となり、6年連続で過去最多を更新した。
利用者の内訳は、介護サービスが455万3600人(同16万8400人増)、介護予防サービスが143万400人(同8万8400人増)。両方のサービスを利用した人もいるため、内訳の合計は実際の利用者よりも多くなっている。
14年4月審査分の利用者1人当たりの費用は月額15万7200円で、前年同月よりも400円減少した。都道府県別にみると、沖縄が21万1900円と最高。石川の20万5300円、鳥取の20万5000円と続く。介護予防サービスも、沖縄の4万3500円が最も高い。次いで福井の4万3200円、鳥取の4万2800円となった。