HOUSING
MEISTER住まいのプロフェッショナルたち

新しさを追い求め、
自分を打ち破る
チャレンジを続ける

KOJI
MATSUSHIGE
松繁幸司

ハウジングマイスター（社内認定）
一級建築士 | 管理建築士

“組み合わせ”と“変化”が新しさを生む

住まいの間取りや体感、そして立地には一軒ごとに意味があります。それをいかにして表すかが住まいの資産価値につながり、最近ではそれを街の価値向上にも反映させる試みにも取り組みました。
こうした意味のある住まいづくりで私が心がけているのは、“組み合わせ”と“変化”。何をいかに組み合わせると何が生まれるか、あるいはこのデザイナーの起用でこうした変化が生じるのではないかなどの期待をもって、新しさを追求しています。その点で奈良支店は、ハウジングマイスターをはじめ、建築に関心の深いスタッフが積極的に勉強会や建築視察を催し、“組み合わせ”と“変化”の要素が集積され、新しさが生まれやすい環境があります。また、スタッフがプランに前向きな意見を述べやすいのも特徴的で、こうした刺激的な雰囲気はアウトプットされるデザインのクオリティにも反映されて
います。

自分の中の常識を破るチャレンジ

一般住宅だけではなく、私はさまざまな分野で経験を重ねてきました。病院の設計では、専門的な視点からのコンサルタントとしての能力も要求され、流通関係では、大きな規模に相応する考え方が必要です。いま携わっている住まいづくりでもその経験は生かされていますが、それとともに、さまざまな分野であらゆるノウハウを吸収してきたチャレンジする姿勢に私はこだわり続けています。
たとえば、現場視察で確かめた上でお客さまの要望を具体的なデザインとすることを必須としていますが、自分のアイデアだけでは最適さやオリジナリティを打ち出すのに限界を感じることもあります。
そうしたときには、大和ハウス工業のネットワークを総動員し、理想のかたちを実現してきました。型にとらわれずに考え、動く。こうした自分の中の常識を破るチャレンジを、これからも続けるつもりです。

ハウジングマイスターのあるべき姿とは

ハウジングマイスターとは、お客さまの期待をはるかに上回る住まいづくりのプロフェッショナル、とでもいうべきでしょう。提案も含めて想像以上のパフォーマンスが要求されます。また、ふとしたお客さまとのやり取りひとつにも注意を払う必要があります。そのためには日々の研究とネットワークづくりに励まなければなりません。
すべてのハウジングマイスターには、こだわりがあります。写真一枚を撮るにしても妥協しない。いい作品でも、見せ方ひとつで良さが損なわれることを知っていますから。そうしたことも含め、皆が自身の仕事すべての細部にまでこだわっています。それがあってこそのハウジングマイスターだと思いますし、私はその伝統を崩したくありません。

奈良の街に建てられた、
追い求める住まい

私たちは、お客さまに喜んでもらえるように奈良の風土性から着想を得たプランにも取り組んでいます。たとえば、現在は市街地の展示場として使われていますが、奈良公園に代表されるような奈良の自然の豊かさをモチーフとした、通常の型を破った意外性のある木の配置や本数の多さなどを特徴とした物件です。住まいの資産価値もさることながら街の価値も上がると、周囲からはその姿への驚きとともに喜びの声が寄せられています。
この案件は、大和ハウス工業のネットワークをフルに活用したコラボレーションにより、私自身の型を破ることで実現されました。そして、その背景にはこれまでの知識と経験の着実な積み重ねがあります。いわば、奈良の街の一角に私の追い求めるハウジングマイスターとしてのスタイルが実現した、忘れられない記念碑です。

MOVIE

松繁幸司の “チャレンジ精神”をムービーでご覧いただけます。

MATSUSHIGE’S WORKS

空間を緩やかに仕切りながらも、つながりを感じさせる
ロースタイルリビングの家
無垢材を使ったインテリアで、自然素材が庭と繋がる
基本プランから外部と内部のつながりを考え、
角地の街並みに潤いを与えるエクステリア
夜、家にいる人だけでなく、外を通る人も庭の樹木や景石、
木塀を楽しめるように内部の間接照明、外部にスパイク
ライト等を10灯以上配灯。
街と人々がゆるやかにつながり、
魅力的な景観が形づくられている。