脚が不自由になった夫人のために、できる限りバリアフリー化を行いながら暮らしていたＮさまご夫妻。しかし夫人は「たとえ今は大丈夫でも、あと10年も経てば外に出られなくなるのではないか」と不安を感じていたそうです。そこで建て替えを決意されたご夫妻がパートナーに選んだのがダイワハウス。「外に出るのがとても楽しくなりました」と夫人もお喜びの家をご紹介します。
データ
| ■所在地：神奈川県 ■家族構成：夫婦 ■商品名：xevoE |
■敷地面積：70.47m² （21.31坪） ■延床面積：91.40m² （27.64坪）／１階：45.70m² ２階：45.70m² ■竣工年月：2011年12月 |
敷地形状に合わせたモダンな外観デザイン
外観は三角形の敷地を活かしながら、見栄えも考慮したモダンなデザイン。動きのあるデザインのため外壁の柄や色はあえてシンプルなものを選ばれたそうです
玄関ポーチには力をかけやすい両手すりを設置
家の出入りがしやすいように、玄関ポーチにはしっかりと両手で体を支えられる手すりを設置。「庭のお手入れや愛犬の散歩がしやすくなりました」と夫人
玄関近くにエレベーターを設置
「バリアフリーにはエレベーターは必須でした」とＮさま。玄関からスムーズに２階に上がれるため、２階も有効に活用することができます
明るさと落ち着きが同居したインテリア
テレビボードの濃い色が落ち着いた雰囲気を演出。奥の窓の外はリビングとフラットにつながったバルコニーです
移動が少なくてすむＬ字型のキッチンに
調理の際に歩くことが少なくてすむＬ字型のキッチンを採用。「料理づくりを楽しめるようになりました。ＩＨは安全で光熱費も安くなりました」
キッチンからの動線に考慮した設計
家事の中心となるキッチンへの行き来のしやすさを考えた動線。車椅子でも通りやすいように１階の扉はすべて引き戸になっています
１階と雰囲気の異なる２階空間
階段を上がった場所には書斎コーナーを設置。２階は建具の色を変えることで更に明るい雰囲気に。階段には愛犬用のマットが敷かれています
明るく気持ちの良い主寝室
２面採光で明るい主寝室。「とても静かで快適です。家の居心地がいいので、外出しないときも有意義な時間を過ごせるようになりました」
お孫さんとの時間も生活の潤いに
以前お嬢さまが使われていた部屋は、今はお孫さん用のプレイルーム。ご近所にお住まいのお嬢さま夫婦が親子３人でよく遊びに来られるそうです
妻の足が不自由になってから可能な限りバリアフリーにリフォームして暮らしていました。しかし、外から玄関に入るまでに階段が６～７段ありました。また、１階はリフォームしたものの２階は傷みが出てきたこともあり、お金をかけて追加リフォームするよりも、建て替えて根本から暮らしやすい家にしようと考えました。
耐震性を考えて鉄骨系の家を検討していました。最終的に２社へ具体的な要望を伝え、２社ともよく考えて提案してくれましたが、現場を確認しながら変更ができる点で優れていたダイワハウスを選びました。またお付き合いのある知人がダイワハウスにいたことも理由のひとつです。
妻が暮らしやすいバリアフリーの家というのが絶対の希望で、２階への行き来を考えたエレベーターは必須でした。妻が快適なこと、さらに愛犬と一緒に暮らしやすい家、そして孫たちが気楽に遊びに来られることも重視しました。洗濯物を干すためのバルコニーは段差をなくして、間口が狭くても出入りできるように折れ戸にしたこともこだわりです。
提案していただいたＬ字型のキッチンは、とても使いやすくて便利です。車椅子での移動を考慮して洗面所なども広めのスペースを確保してくれました。玄関ポーチの両手すりや、キッチンから洗面・リビング・バルコニーと動きやすい家事動線も提案してくれたものです。
生活のしやすさを実感しています
バリアフリーなので、とても生活しやすい家です。防犯合わせガラスを使っているので安心感があります。以前の家はプロパンガスを使っていたのですが、オール電化住宅にしたことで、光熱費がグンと下がりました。以前と同じ場所には思えないほど明るい室内空間にも満足で、とても気持ち良く過ごせます。また、遮音性も高いようで、とても静かです。
どうすれば妻が過ごしやすい家になるかを精一杯考えました
バリアフリーという条件下の家づくりだったので考えることが多くて大変でした。障がいのある人は皆それぞれ具合が異なるので、要望を整理するのが難しかったですね。スタッフの皆さんとたくさん意見交換をしながら、よい家が完成したと思います（Ｎさま）
毎週の打ち合わせが楽しかったです。夜遅くまで打ち合わせをしていただくなど、スタッフの皆さんはとてもよく対応してくれました。今では友達感覚でお付き合いしています（夫人）
営業担当 都築英己
バリアフリーの家として細部への配慮を大切にしました
Ｎさまが弊社の人間とお知り合いということからお声掛けいただきました。１・２階のアクセスにこだわられていたことからエレベーターの設置とその位置、入浴しやすいお風呂、リビングと段差なくつながった洗濯物干し用のバルコニー、力を入れやすい玄関ポーチの両手すりなど、バリアフリーの家として細部への配慮を大切にしました。とても暮らしやすい住まいが完成したと思います。
暮らしやすい家にするために、様々な角度から考えました
バリアフリーで暮らしやすい家にするために、様々な角度から検討した家づくりでした。スペースの有効活用と移動距離の短縮のために、できるだけ廊下をなくすように設計。また、家事動線を考えてリビング、キッチン、洗面、そして洗濯物干し用のバルコニーが近くになるようにしました。毎回のお打ち合わせはアットホームな雰囲気で、みんなでワイワイ楽しく進めることができました。
インテリア担当 中沢好栄
造作家具などを用いて機能性やデザイン性を向上させました
ご夫妻はバリアフリーという機能面はもちろん、インテリアにもこだわりをお持ちでしたので、床材は車椅子での移動でも汚れや傷などが目立たないものをご提案しました。また、建具は１階は濃い目の落ち着いた色、２階は明るい感じの色味を使って変化を出しています。リビングの家具や２階ホールのカウンターなどを造り付けにすることで、デザインの統一感と利便性を両立しています。
工事担当 佐々木信也
細心の注意を払いながら工事を行いました
家の前の道は大型車両の通行も多いため、玄関側の道に車を停め、車や歩行者に細心の注意を払いながらの工事となりました。角が多い家のため、誤差が出ないように気を付けた家づくりでした。ダイワハウスの家は工場でしっかりつくったものを現地で組み上げていますので、これからも安心して暮らしていただきたいです。
※所属等の情報は、原稿作成時のものです。
- 上質な住まいづくりをかなえるハウジングマイスター（ダイワハウス社内認定）の資格を持つ設計士が、お客さまの夢やご希望をカタチにしました。
※掲載写真の外観・仕様・外構等については、敷地、周辺環境等の諸条件や地域の条例その他諸事情により採用できない場合があります。
