温泉付!北海道の雄大な駒ケ岳のふもとで、ゆったりと田舎暮らし・定住生活を楽しむ。
野鳥やリスも集まってくるご自慢のお庭でお二人のお話を伺いました。
森の中にいるような気分になれるお庭でくつろぐUさんご夫妻。 「うちの巣箱でヒナをかえす野鳥もいますし、冬にはエゾリスもやってくるんですよ」と語られるUさんに、「ここはどこも景色がきれいだけど、やっぱりうちの庭がいちばんのお気に入りかな。秋の紅葉もとってもきれいなんですよ」と続ける妻のM子さん。お二人とも鹿部の自然について楽しそうに教えてくださいます。
50代も半ばを過ぎ、これからのことを考えるようになった頃、新聞や雑誌に掲載されていた鹿部リゾートの広告をご覧になりました。
「仕事の都合で現地見学会に参加できなかったのに、担当の方が、別の機会でもご案内しますよと言ってくれて。お言葉に甘えて二人で初めて鹿部に来ました」。その日はあいにくの雨模様にもかかわらず、雄大な森の中に広がる分譲地に一目で魅了されたとおっしゃいます。
「数十年前に行った十勝で、早朝に歩いた白樺並木の、心癒されるすがすがしさを、ここならずっと味わえると思って、その日のうちに定住を決めました」。
お住まいだった川崎市の家を手離し、憧れだった田舎暮らしをスタート。M子さんは、定住前に豆腐の作り方を習うなど自給自足する覚悟でやってきたそうですが、「確かに住み始めた頃は、お店が少ないなとは思いましたけど、今は全然不便さを感じないですね」と、当初の心配もきゆうに終わったようです。期待と不安の中で始まった田舎暮らしも11年目。今では、ご近所のオーナーさまに教わったキャンプやスキーなど、新たな趣味も増えたそうです。
現在、北海道の森林ボランティアのほか、非常勤職員として週に数日、函館で従事している夫のUさん。休日には、陶芸や絵画、釣り、野鳥観察、縄文時代の土器や染め物を制作体験する縄文クラブの活動など、鹿部に来て始めた趣味を楽しまれています。家庭菜園にも精を出されており、ご近所のオーナーさまとお互いに収穫した野菜や、時には新鮮な魚と交換しているそうです。そんな暮らしぶりをUさんは、「忙しいというより、自然と共に楽しい時間を過ごしている!という感じですね」と、充実感たっぷりに話してくださいます。
一方、M子さんも『ポルトガル刺繍』の講師として、鹿部町や森町、函館市などの教室を行き来する忙しい日々を過ごされています。日本に紹介されてまだ間もないポルトガル刺繍の講師資格を取得していたM子さんのことが口コミで広がり、教室の数も徐々に増えていったそうです。
「こちらに来たら、趣味の時間を楽しむつもりだったんですが、川崎に住んでいた頃より忙しいんですよ」と、嬉しい悲鳴をあげるM子さん。「でも、皆さんに支えられて楽しく過ごせているんですから、本当に幸せです」と、穏やかな笑顔で話されます。
先に定住されているオーナーさまから教えてもらったように、これからは自分たちが新しく住む人たちに、田舎暮らしの楽しみを伝えていきたいと語られるUさんご夫妻。 「友だちになった方々とずっと仲良く、一日一日を大切にしていきたいですね」と語るUさんに、「そのためにも、健康には気をつけていきたいですね」と、M子さん。新しい趣味に、新しいお仲間。鹿部での出会いに感謝しながら、日々を満喫されているお二人の笑顔が印象的でした。
鹿部シェアサロン:01372-7-6868