家事シェアランキングワースト1位の長崎県で「名もなき家事妖怪」のチラシを配布!併せて中吊り広告やWEB動画も!
「名もなき家事」「名もなき家事妖怪」の取り組み
『名もなき家事』とは、家事の中でも「掃除」「洗濯」「料理」など具体的な名称のない作業の総称。例えば、出しっぱなしのおもちゃの片付けや、ゴミの分別、麦茶やトイレットペーパーの補充など、家事として認識されていない作業のことです。2017年に大和ハウス工業が全国の「同居の子どもがいる共働き夫婦」を対象に行った「家事」に関する意識調査では、夫が家事だと認識していない「名もなき家事」の存在が明らかになり、そのほとんどを妻が担っていると判明し話題となりました。女性の社会進出が増え、共働き夫婦が当たり前になりつつある昨今、家事や育児に協力的な夫は増えているものの、妻の家事負担はいまだに大きいままです。こうした夫婦間の家事意識のギャップが、社会的課題にもなっています。
また、新型コロナウイルス感染症予防のための「新しい生活様式」が浸透していくなかで、家族への手洗い・うがいの呼びかけやマスク・消毒液の補充など、新たな「名もなき家事」も生まれており、家事シェアの重要性がますます高まっています。そのような中、まずは子どもの家事意識を変えていくために楽しみながら家事について学べる『名もなき家事妖怪』が誕生しました。
長崎で意識の向上を図るべく特化したプロモーションを展開。
大和ハウス工業が2018年に行った「家事シェア力全国総合ランキング」をもとに、残念ながらワースト1位となった長崎県にて意識の向上を目指した取り組みを展開。
日常で家事と認識されにくい、排水溝につまった髪の毛の掃除や、丸まった靴下を伸ばす作業などを「カミノケツマール」、「クツシタマルマル」といった妖怪に例えたおてつだい券を、子どもが楽しみながら自主的に家事に参加できるきっかけ作りとして考案。2020年12月25日新聞折り込みにて、長崎県の約15万世帯にチラシの配布を行いました。
さらに、今回新たに発見されたオリジナル「名もなき家事妖怪」である「ランドセルダシッパ」や「マスクホウリッパ」が描かれた中吊り広告を長崎電鉄に掲出。新種だけでなく、これまで存在が確認されている妖怪も車内中吊り広告で紹介。
中吊り広告を眺める親子の姿や、SNSに実際に配布されたチラシを投稿してくれる方に加え、地元テレビ局では、実際に配布したチラシをもって「あなたの家の名もなき家事妖怪は?」と尋ねる街頭インタビューが実施されました。「クツヌギッパ」「ダンボールソノママ」「グラスノミッパ」など、この妖怪いるいる!という長崎の方々の生の声がお茶の間にも届けられ、反響を呼びました。「名もなき家事妖怪」の取り組みを通じて、家族の家事意識が変わり、いずれは家事を「てつだう」という考えがなくなることを願っています。
ぜひチラシをダウンロードして、家事について話し合って、ご自宅に潜む新たな「名もなき家事妖怪」がいないか家族みんなで考えてみませんか?