Ready Made Housing.

天井高がもたらす、かつてない広がり。

vol.2 xevoΣ PREMIUMと叶える"心のびやかなゆとりある暮らし"

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「そろそろ大きな家へ引っ越そうか」

夜、子どもたちが寝静まった後のリビングで、珈琲をすすりながら夫がふいにそう言った。

「どうしたの、突然?」
「突然、じゃないでしょ。昔からずっと二人で話していたじゃん。『子どもが生まれたら、マイホームが欲しいね』って」
「もう10年も前のことだよ? 覚えてたの?」
「うん、忘れるわけないじゃん」

まだ付き合っていた頃、結婚して二人暮らしだった頃、私たちは“将来暮らす理想の家プレゼン”をするのが大好きだった。

「日当たりが良いのもそうだけれど、開放感に溢れた窓の大きな家が良くて」
「それは僕も同意です」
「それでね、家族が増えてもみんなが窮屈感なく過ごせるようなリビングが欲しいなあ」
「うんうん、わかる」
「でもね、それでいて都心には近いところが良いなって思うの。仕事もあるし、買い物のことも考えたいし」
「お~、一気に難しくなりましたね?」
「ん~、やっぱり?」
「でも、わかるよ。都心に近い、でも穏やかな場所に住みたいなあ。そういう家ってあるのかな」

なんて言いながら、お互いに将来暮らす理想の家を想像する。

彼もわたしも東京生まれ東京育ちだったこともあり、働く場所や暮らす場所には都心を選んできた。子どもが生まれたとしても、やっぱり都心には近い場所で暮らしたいと思っている。

でも、子どもたちがのびのびと暮らせる家がいい ──。

あれから10年が経過して、無事、子宝にも恵まれた。5人家族で幸せな日々を送る中で、この家族とのびのびできる家に暮らしたい。そんな風に感じていた矢先、彼が冒頭の一言を言ったのだ。

「日当たりはもちろん、開放感のある大きな窓があって、家族でゆったりできるリビングのある家だよね」
「そうそう、それでいて、都心へのアクセスも良い家」
「お~、一気に難しくなりましたね?」
「このやりとり、たぶんだけど10年振りな気がする(笑)」
「そうかも(笑)。10年越しの理想の家探し、始めようか」

そうして彼と子どもと家探しを始めた。平日はインターネットや雑誌などで情報を集め、週末を迎えると住宅展示場を訪れる日々。

その中で出合ったのが、今住んでいる『xevoΣ PREMIUM』。家のあるエリアは比較的穏やかな住宅街で、都内ではありながらもどことなくのどかな雰囲気が漂っている。

それなのに、新宿や渋谷などの都心へも行きやすい立地はまさに理想だった。

家の外装もあくせくした雰囲気がなく、どっしりと身構えてくれていて格好良い出で立ちだ。

「わあああ!」「すごいかっこいい!」「大きいねえ!」と子どもたちもこの家を初めて見たとき、歓喜の声を次々挙げていたのが印象的だった。

ドアを握る手にも自然と期待が込もる。もうこの家で暮らし始めてから1年以上が経つけれど、未だにガチャリとドアが開く瞬間が楽しみでたまらない。

大好きな家に「ただいま~」と帰る日々の喜びは、どんな幸せにも代え難い。

部屋に入って、最初に視界を占有するのは広く大きなリビング。天井高が3m8cmと、とても高く開放感に溢れている。

リビングのすぐそばには、ずっと夢見ていた大きな窓も。

「おはよう~」
「おはよう、窓開けるね」
「う~ん、今日もすごく気持ち良い天気だね~」
なんて話すいつもの朝が毎日楽しみになったのは、この家に引っ越したから。

壁に映り込む木漏れ日さえもなんだかイキイキして見えて、日々の心の高鳴りを表現してくれているように思える。

「今日はどこに行こっか?」
「そうだねえ、公園でのんびり散歩でもしながら過ごすっていうのは?」
「なにそのゆるい提案(笑)」
「たまには良くない? ゆる~く一日を送るのもさ」
「うん、すごい好きかも」

なんてゆとりある会話をするようになったのも、この家で新しい生活を始めてからかもしれない。

都会でせかせか働き生きる毎日だって十分楽しいけれど、都心から一歩外に出た我が家にはのびのびとできる環境がある。

おかげで心にもゆとりができて、小さな幸せにも細やかに気がつけるようになった気がするな。

リビング同様に広々したダイニングもお気に入りの場所。遠すぎず近すぎず、家族一人ひとりのちょうど良い距離感を保ってくれるゆったりさがお気に入りのポイント。

家について考えるとき、もしかしたらリビングや寝室ばかり見てしまうかもしれないけれど、水回りの快適さが暮らしを豊かにしてくれることも、この家が教えてくれた。

空間は広く、収納は大きくと考えられたスペースなので朝のもたつく準備もスムーズになった。

出発を目前にした家族で渋滞して「おっとっと」と脇の下をすり抜け合う日々ともいつの間にかおさらばしていたな。

階段を上がった先の二階。踊り場にドドンと用意された大きな収納棚も我が家の自慢のスペースだ。

収納力はもちろん申し分ないけれど、本や植物などをインテリア代わりに置いても良い。お気に入りの写真を飾ったりすると、まるで家族だけのギャラリーのようにも思えてくる。

階段横には広くて豊かなバルコニーも。緑溢れる外の空気を吸い込みながら、家族で雑談に心はずませる時間が幸せ。

日々都心で働き、過ごしていると、ついつい慌ただしい毎日を送ってしまうような気がする。もちろんそれが悪いってことではないけれど、いつも急ぎ足で歩いている自分の姿は、時としてどこか窮屈なようにも感じられていた。

そんなときに暮らし始めたこの家。今まで住んでいたマンションよりも随分と広くなった家はとても開放感に溢れていて、自分らしいゆとりある暮らしを実現できるようになったように感じている。

毎日起きるのが楽しみで、毎日寝るのが楽しみになる。
大切な家族がいて、大切な暮らしがここにある。
何気ない小さな幸せの積み重ねで生まれたゆったりした生活のスタイルは、まさにわたしが彼に昔熱を帯びた声でプレゼンしていたような“理想の暮らし”そのものなのだ。

よく家探しは「折り合いを付けるもの」だとか「諦めが肝心」だとか、そんなことを言われている。でも、今のわたしは、そう思わない。

欲張ったって良いんだ、希望を持って良いんだ。夢見た暮らしは夢に留まらずちゃんと実現できるはずだから。
「心のびやかなゆとりある暮らし」── それを願った10年前のわたしは、ちゃんとその夢を叶えて幸せに生きている。

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