街中に自分たちの家が欲しい。そんな理想を描いていた。
職場に近くて、買い物も便利で、子どもたちや友人と出かけられる場所もたくさんある街が好きだから。
でも、都市にあるからって広さや日当たりを諦めて住まいを選びたくはない。都市でも家族がゆったりと暮らせる家が良い。そんな理想を描いていた。
そうして頭の中にある真っ白なキャンバスに理想の家を空想して描く日々から数年。私たち家族は今、その理想を現実のものへと変えてしあわせな暮らしを実現している。
今回ご紹介するのは、暮らしを営みやすい工夫が施された都市の3階建て一軒家。この住まいの暮らしやすさをお届けする。
家族が増えたら自分たちだけの家が欲しいと思っていた。
自然が多いところだったり、職場から近い街だったりと、暮らす場所の候補はいろいろあった。でも、最終的に選んだのは都心の住まいだった。
きちんと開放感があって家族と過ごすのびやかな日々があってそれでいて都心で生活をする私たちが暮らしやすい、そんな家。
高い理想を掲げてしまったけれど、私たちはその夢をしっかりと叶えて豊かな都心暮らしを実現している。
縦に長くて、開放的な空間を実現したこの住まい。間取りに工夫を施すことで、開放的な空間を作ることが可能だった。
初めてこの家を訪れたとき、広々としたエントランスに心底驚いた。
都心に佇む3階建ての家と考えたとき、広さのあるエントランスだなんて夢のまた夢だろうと考えていたから。
1階はエントランスや水回りのみに特化した間取りなので、収納力の高い棚があり、家族とお客様とで入り口を分けられる大きなスライドドアまで付いている。
毎日「ただいま」の声が響くエントランスだからこそ、心豊かに過ごせる場所だと暮らしが楽しくなると感じるのだ。
家族が集まるのはいつも、階段を上がった先の2階のリビング。
お風呂や寝室などのスペースが別フロアにある設計なので、2階はリビング・ダイニング・キッチンのみがまとまったシンプルな間取りだ。
LDKは19畳と、十分すぎるほどのゆとりがある。
ダイニング横の収納棚は壁一面ほどの大きさで、料理本やお気に入りのインテリアなどを収納してもまだまだスペースがある。
収納棚やラックなどを置いてしまうと部屋はどんどん狭くなってしまうので、備え付けの棚があるのは持ち物の多い私たち家族にとってはありがたいポイント。
リビングは南向きの大きな窓に面しているので日当たりも良好で日向ぼっこもはかどる。休日になるとここに集まって家族で遊んだり話したりするのが楽しみだ。
食べることが大好きな私たち家族。料理を作ったり、食卓を囲んだりする時間が家族にとってのなにより大切なひとときだ。
この住まいで採用されているのは、対面式のキッチンなので、家族とのコミュニケーションを取りながら調理や食事の準備ができる。
特別広いというわけではないけれど、さまざまな工夫を施された間取りは日々暮らしている中で体感するほど使いやすく、かつ広く感じられる。
また、キッチンのカウンター越しにはスタディスペースも設けられている。子どもたちはこのスペースで学校の宿題に取り組むことが日課になっている。
「新しい漢字を覚えた」だとか、今日学んだ算数の話をしてくれたりとか、成長する子どもの姿を間近で見られるのはこの間取りだからこそなのかもしれない。
1階のエントランス奥のスペースには、洗面台やお風呂などの水回りがまとまっている。
仕事終わりで帰宅した際にそのままお風呂に入ったり、朝は身支度を整えてすぐに出発できたりするので、水回りが1階にまとまっているメリットは思っていたよりも大きいように感じている。
また、エントランスの収納スペース正面には手洗いのできる小さな洗面台が。帰宅時には部屋に入る前に手を洗えるのでとても重宝している。
手洗いや除菌などを気にかけることが増えた今の時代、清潔感を保てる設備が使いやすい場所にあるのはとても嬉しい。
住まいの最上階である3階には子どもたちと夫婦の寝室がある。
3階建てなので日当たりは抜群で毎朝太陽の光に照らされて目を覚ます日々はとても贅沢でしあわせだと感じるようになった。
休日には、朝が訪れると早々と起床した子どもたちが寝室に入ってきて私たちを起こしてくれる。
「ママ、起きて〜」と声をかける子どもの姿がなんだかたまらなく愛おしくて眠い目をこすりながらもベッドから起き上がってしまうのだ。
今、朝が好きだと思えているのはこの住まいを選んだからなのかもしれない。
また、壁面に備え付けられたクローゼットはとても広いので夫婦の荷物もすっぽり収まる。洋服や鞄など、なにかと物が多い家族なので収納力に長けた仕様はとても利便性が高い。
都市での暮らしを満喫できて、住まいは広々でありたい。そんなわがままだらけの希望だったけれど、今の暮らしはその理想をきちんと叶えたものだった。
間取り次第、工夫次第で快適かつ広々とした空間は実現できる。
これからも家族と共に、この住まいと共に、豊かに暮らそう。そう心の底から思える暮らしがここにあるしあわせを、今私たちは改めて噛み締めている。
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