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全区画温泉付!霧島連山の麓でゆったり暮らす。温泉つきスローライフを楽しむ。
霧島市隼人町 鹿児島神宮の正面鳥居の前を右に抜け、 300mほど進むと正面に朱色の神橋が 見えてきます。 その奥の森の中に鎮座するのは、 安産の神様として有名な 「石體神社」(しゃくたいじんしゃ)です。
「石體神社」は 鹿児島神宮御祭神である山幸彦の妻である豊玉姫命(とよたまひめ)が ご子息で鵜草葦不合尊(うがやふきあえずのみこと)を出産する際に、 とても安産で あったという神話に因んでいます。 また、 神功皇后(しんぐうこうごう)が 朝鮮半島へ出兵した時には お腹の中に子ども(第15代天皇応神天皇)がいましたが、 石を腹に巻きつけて戦い勝利したという話があり、 「いわた帯」の 発祥の地ともいわれています。
安産や子どもを授かりたい方はお参りをして、 境内の小石を頂いて持ち帰ると玉のような元気な子を 授かると云い伝えられます。 無事に安産を終えたら、そのお返しとして、 河原の清浄な小石を拾い、もう一つ石を添え二つにして返します。 次の妊婦さんのために、 そして神様への感謝の意を込めて倍にして返すのだそうです。 戌の日には、神主さんのご祈祷があり、 地元の方だけでなく 遠くからも参拝者があるといいます。 社殿の前の石塔や社殿横には、 安産の願いや生まれてきた子どもの名前と共に、 お礼のメッセージが書かれた小石が沢山並んでいました。
神社自体はとても小さいですが、 離れて見るとその後ろの山を背負っているようにも見えます。 山の参道脇の苔むした巨石や深い森は 遥か古の物語を彷彿させてくれました。
神社の前は公園化されていて、 さくらの季節には周辺の水路沿いには400本の ソメイヨシノが咲きます。
石體神社 霧島市隼人町内2496番地 お問合せ 電話 0995-42-0020 ■撮影年月日/全て平成27年2月 ■交通アクセス/ロイヤルシティ霧島妙見台より約9㎞(車で約14分)
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白井 清仁
霧島は山・川・海が身近にあり、また温泉にも恵まれた自然豊かなところです。霧島はもちろん、鹿児島全体の魅力もお届けしていきます。
石垣 潤
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