国分の商店主が取り組むお店と街のファンづくり－霧島市国分「国分まちゼミ」

　
　平成２６年１１月１日現在の霧島市の人口は、１２７，５９２人。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　２００５年～平成の大合併で、１市６町が合併しました。
　合併以来、市の人口は、ほぼ横ばい状態で推移をしています。

　市内のなかで、居住人口が増えている地区があります。
　平野部の国分と隼人町地区です。
　ここ１０年で、約２０００人の居住人口が増加しています。
　国分地区の中央界隈においては、約１５００人も増加しました。
※霧島市ＨＰ参照
 　
ＪＲ国分駅、市役所、商店街やショッピングセンター、そして病院など
施設が整っていて、さながらコンパクトシティと云った様相です。

　そんな中、国分中心商店街を
もっと　多くの人に知っていただこうと、「国分まちゼミ」が１０月２８日から１１月２４日まで開催されています。

 

　
「まちゼミ」とは、商店街のお店の店主やスタッフが講師となり、
その道のプロならではの専門的な知識や情報、コツなどを商売抜きでお客様に伝授し、５～６人程度で開催する少人数制のゼミナールです。

　会場はもちろん自店で行い、しかも受講料は材料費以外無料です。
　
    少人数で行われるので、
　お客様同士も友達気分で和気あいあいと楽しそう。　　
　いろんな質問が飛んできますが、そこは、さすがその道のプロです、
　どんな質問にも的確に答えていました。

 　お客様からは
　「次回はいつ開催されますか？」
　「期間を長くして欲しい。」
　「このお店に初めて入ってみました、今度は食べに来ます。」など
　ご満足の様子。

                                                                  
　
　
　
　
　
　
　
　
　

　
　
　
　
　
　
　
　
　
　今回、初めての開催ということでしたが
　３０のゼミナールのメニューがあります。

　寿司屋の大将が教える「失敗しない太巻細巻の巻き方講座」や
　お茶屋さんの若奥さんが教える「緑茶と紅茶の美味しい淹れ方」、
　模型店のご主人が教える「初めて作るプラモデル講座」、
　画材屋さんの奥さんが教える「簡単！水彩絵ハガキから画材入門」、
　種苗店では「初心者でも失敗しない種まき講座」。
　などなど。

　変わり種は、
　国分の歴史を織り交ぜながら、商店街のお店を訪問して回る
　「国分のディープなまち歩き」ゼミです。
　コミュニティラジオ局の『ラジオパーソナリティ体験』として、
　後日オンエアーしてくれるそうで、良い記念になりますね。

　更には
　「ヘタうまギター弾き語り講座」これは刃物屋の店主が教えます。
　どれも楽しくそして、為になりそうな内容です。

　１０月２２日から予約の受付開始ということでしたが、
　その日のうちに定員になるメニューもあったそうです。

　
　主催のこくぶ通り会連合会では
来年以降も期間を決めて「国分まちゼミ」を開催していく予定だそうです。
　
　
　
　


                                                                            　
　国分商店街に活気が出てきそうな
　　　　　「国分まちゼミ」。

　これからも参加店が増え
　ゼミナールのメニューも増やして、
　元気な霧島市の中心商店街に
　発展して欲しいと思いました。
　
　

                                                                      








　こくぶ通り会連合会
　国分まちゼミ事務局
　霧島市国分中央３丁目４４-３６（霧島商工会議所内）
　電話０９９５-４５-０３１３

■撮影年月日/全て平成２６年１０月

■交通アクセス　　国分中心市街地まで
　霧島高千穂リゾートランドより約１８㎞（車で約２７分）