スタッフからの現地便り（2018年12月13日）｜ロイヤルシティ阿蘇一の宮リゾート｜田舎暮らし・別荘

【あそ通信】押戸石の丘

更新日：2018年12月13日
カテゴリ：周辺情報

【あそ通信】押戸石の丘

押戸石の丘

ミステリアスな巨石群　大パノラマの絶景も！

　阿蘇郡南小国町の巨石群が広がる丘陵「押戸石の丘」を知っていますか。さまざまな言い伝えが残る、古代ロマンに満ちたパワースポットです。

　阿蘇市北外輪山のミルクロードから南小国町の国道２１２号線までをつなぐ〝マゼノミステリーロード〟。２０１０年に開通した農免農道です。ここから横に入る細い山道の先に、古代ロマンに満ちたパワースポット「押戸石の丘」があります。

駐車場横の受け付けで入場料（環境保全費）200円を支払ってから丘に登りましょう

　標高８４５mのなだらかな丘を登ると、突如として目の前に出現する巨大な石の数々！

　最も大きいのは高さ５・５m、周囲15・３mのピラミッド型の「太陽石」。
頂点の真北に北極星があるといわれ、登ると雨が降るという言い伝えも残っているそう。
ほか、古代文字が刻まれている「鏡石」、かつては神事のお供え物置き場として使われていたとされる「祭壇石」、嘘つきが間を通ると挟まれるとの伝話がある一対の「はさみ石」など、それぞれ不思議ないわれを持つ巨石が点在しています。

丘の巨石群には「鬼たちが夜な夜なお手玉をして遊んだ石」との伝説も残っています

　南小国町教育委員会によると、平成元年に巨石に線刻文様があることを同会が発見。
その後、ニューヨーク州立大学の教授によって一帯の巨石群が人工的に配置された９組の環状列石遺構であることが確認され、ユネスコ岩石芸術会などによって先史時代の巨石文化遺構と認証されたそうです。
また、鏡石に刻まれている古代文字はシュメール人が用いたくさび形文字と考えられています。