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温泉付!宮城蔵王の山々のふもとで暮らす。別荘、定住どちらにも適しています。
その68「 深まる秋 」
みなさま、こんにちは。北から聞こえてきた紅葉のたよりが各地に広がり、さらに雪のたよりまでが届くようになりました。春と違って秋は、同じ気温であっても、きりりとして身が引き締まる印象です。さらに春はのんびりとやってきますが、秋は駆け足で通り過ぎて行くようにも感じるのはなぜでしょうか。蔵王のお山の紅葉も見頃だとニュースで聞きましたので、さてそれではと、10月も半ばを過ぎたある日、色づき具合の確認を兼ねて紅葉狩りに行ってみることにしました。
定番の観光スポットである「三階の滝」の紅葉です。まだちょっと早いような感じですね。驚いたのは、平日の早い時間にもかかわらず、すでに駐車場に車が10台ほど止まっていたことです。GoToトラベルの自粛規制が緩和されたことが背景にあるのでしょう。平日に動きやすいと思われる、中高年の方がほとんどでした。
さらに車を走らせると、駒草平という観光スポットの駐車場に車がわんさかと、5,60台は駐車しているのが見えました。いっぱい停まっているなあと思いながら私も車を止めて、滝を望む展望台へ向かいました。このあたりはいつも風が強く、私がやってきた限りにおいて穏やかだったためしがありません。この日も展望台周辺は風が強く、観光客のみなさんも身を縮めながら歩いていたようです。しかし、「不帰(かえらず)の滝」を取り巻く紅葉は、まさに見頃、の一言。この美しさを眺めれば、強風の中を歩いた甲斐もあったというものでしょう。
刈田岳頂上に近づくにつれ、うっすらとですがガスがかかってきました。そのため、お釜には向かわずいつもの花畑方面へ向かうことに予定を変更。ところが、途中の景色もそうだったのですが、行ってはみたものの紅葉はおろか色のない冬のような寒々とした景色が広がっていました。それでも、どこかに紅葉と言えそうな色はないかなと、探して撮った写真がこちらです。
散策もほどほどに、回れ右をして駐車場へと引き返しました。この花畑は宮城と山形の県境付近にあるため(管理は山形側になるようです。)向かう際には宮城を出て山形に入ります。帰りは逆に、宮城に入る形です。そこに立っているのがこの標識。「宮城県」、そして「七ヶ宿町」。これにはビックリです。宮城側の最初の町は、「蔵王町」だと思いこんでおりましたから。 それと、速度標識のポールがちょっと変わっていることにお気づきですか?木製なんですよ。れっきとした宮城県公安委員会の標識です。国定公園内の標識にふさわしいようにと、導入されたようです。蔵王エコーラインを通行すると、何箇所かで目にすることができます。
標高700メートルの三階の滝でも、紅葉のピークはまだのようでした。標高400メートルの我が家周辺では、多少の色づきはあるものの、紅葉と言えるほどの景色ではありません。それでも、我が家で植えているブルーベリーが、そこそこキレイに紅葉していました。以前にもお伝えしましたが、お山の紅葉はそれはそれは素晴らしいけれど、実はいちばん美しいのは、我が家の敷地内の木々の紅葉だ、とワタクシ密かに思っております。「紅葉狩は我が家で」、リゾート内に家を持っててよかったな、と思えることのひとつです。 冬将軍が秋の後ろに隠れて足踏みをしています。表に出てくるまでは、あと少しの猶予がありそうです。短いけれど、美しさにあふれた深まる秋を、惜しみつつ堪能したいと思います。 ※滝見台 当リゾートより約5.1km ※駒草平 当リゾートより約14km。 ※蔵王国定公園 御田ノ神園地 : 当リゾートより約18km ※写真は令和2年10月撮影
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