住まう

沖縄

「海の近くで深呼吸する暮らし」

Life in OKINAWA

いまの「とっておきの沖縄、とっておきの暮らし。」を

の近くで
深呼吸するらし

沖縄県の地理と気候

東西約1,000km、南北約400kmの広大な海域に点在する160の島々で構成される沖縄県(2018年1月現在、有人島は47島、無人島は113島)。日本で唯一、亜熱帯海洋性気候に属しており、世界に誇る美しい珊瑚礁や風光明媚な海岸・海洋に恵まれています。その風土の魅力から、日本国内のリゾートエリアとして、親しまれてきました。

その自然の豊かさは、ジャングルに覆われた西表島や、やんばる(山原)と呼ばれる沖縄本島北部の大自然に代表され、現在、世界自然遺産の候補予定地として、奄美大島、徳之島とともに、その登録を目指しています。

また、沖縄県は、シンガポール、タイ、韓国、中国、台湾、韓国などのアジア主要都市から飛行機で約4時間圏内に位置しており、アジアという巨大なマーケットの中心的な拠点として注目されています。その立地を生かし、琉球王国の時代、さらにそれ以前から、諸地域と交易を通した文化的交流を培ってきました。

やんばる(本島北部)の森林

守礼門(国営沖縄記念公園 首里城公園)

沖縄県の歴史と文化

  • 今帰仁城跡

    かつて、沖縄県は琉球王国としてアジア諸外国との交流を通して、独自の文化を発展させました。そのユニークな文化や生活様式の象徴として、「琉球王国のグスク及び関連遺産群」が世界文化遺産に登録されています。小さな島国であった琉球王国は、交易を通して諸外国と平和的な共存・繁栄を目指し、「万国津梁(世界の架け橋)」を真髄に繁栄しました。
  • 沖縄県平和祈念公園

    太平洋戦争では国内最大規模の地上戦が行われ、「鉄の暴風」と謳われるほどの激戦地となりました。軍人だけではなく多くの一般住民が犠牲になった沖縄戦を偲ぶ戦跡や資料館、平和祈念公園もあり、世界平和を発信しています。
  • 沖縄独自の文化の中でも、食文化は独特で、「健康長寿の島」「Blue Zone Okinawa」としても世界的に知られ、食材や調理方法、食文化に改めて注目が集まっています。文化庁が実施する「日本遺産」にも『琉球王国時代から連綿と続く沖縄の伝統的な「琉球料理」と「泡盛」、そして「芸能」』が認定され、今後の取り組みはもちろん、ますます「ちゃんぷるー」することで生まれる新しい食文化の発展に期待が寄せられています。

沖縄で暮らす魅力

  • チャンプルー
    文化が育んだ
    グルメ

    チャンプルーとは、沖縄の言葉で「混ざった状態」のこと。琉球王朝時代、中国から医食同源の思想を受けた民間療法的な料理も多く伝えられています。また、移民が奨励され多くの県民がブラジルやハワイなどへと渡航したことで、これらの地域の料理が紹介され定着しているほか、米軍基地があることからアメリカ文化の影響も色濃く、沖縄のグルメシーンは、まさにチャンプルー状態といえます。また、混ざることで独自に生まれた、タコライスなどの沖縄独特の料理も楽しめます。
  • オールシーズンで
    楽しめるゴルフ

    沖縄には、チャンピオンコースから気軽にプレイできるゴルフ場まで40以上のコースがあります。温暖な気候、目の前に広がる海、沖縄の魅力に満ちたゴルフライフを送ることができます。珊瑚礁と青い海を一望できるオーシャンリンクス、地形を生かし変化に富んだ丘陵コース、戦略性が求められるコースなど、さまざまな表情でプレイヤーを迎えてくれます。沖縄国際ゴルフ倶楽部や沖縄ロイヤルゴルフクラブ、美らオーチャードゴルフ倶楽部、宜野座カントリークラブなど、国内はもとより海外のゴルファーにも人気です。
  • とびっきりの海で
    マリンレジャー

    沖縄では本土よりもひと足早く3月から4月にかけて各ビーチで海開きが行われます。海水浴をはじめ、ダイビングスポットや、身近なビーチでシュノーケル、サーフィン、クルーズ船をチャーターしたトロピカルフィッシングなど、さまざまなマリンレジャーを目的に合わせて楽しめます。
  • 沖縄独自の文化と
    芸能

    琉球王朝の後押しを受けて、独自の工芸品として紅型(びんがた)や琉球絣、芭蕉布(ばしょうふ)などの染織物、壺屋焼や琉球漆器などが発展しました。経済産業省が指定する伝統的工芸品235品目(2019年11月20日時点)のうち、沖縄県のそれは16品目におよび、東京都、京都府に続いて3番目の多さです。そのほか、音楽をはじめ、琉舞や組踊といった芸能、琉歌といった文学も独自の発展を遂げ、今に至ります。沖縄三線、島唄の芸能、琉球ガラスなどの工芸だけでなく、空手やエイサー、ハーリーなどの伝統日文化・行事も、その独自性が国内外からの人気も博しています。
  • バラエティ豊かな
    ショッピングエリア

    沖縄は個性的なショッピングスポットの宝庫。例えば、北谷の米軍基地跡につくられた美浜タウンリゾート・アメリカンビレッジはアミューズメント型ショッピングタウン。また世界最大級のスケールを誇る路面免税店「DFSギャラリア・沖縄」には、世界のトップブランドのショップが集います。ほかにも、国際通りや平和通りに軒を連ねる店舗や牧志公設市場(※)、フリーマーケットなども充実しています。

    ※2020年11月現在は改装中につき仮設場所で営業。2022年4月1日リニューアルオープン予定

  • 「ゆんたくはんたく(※)」でほっこり

    市場などでは、昔ながらの店先で、おじい、おばあをはじめ店主たちとの親しみを感じるコミュニケーションが行き交うのは日常のひとこま。その精神は、「たとえ見ず知らずの人であったとしても、縁あって知り合い親しくなれば、兄弟のようなもの。そこには何の隔てもありません」という意味の黄金言葉(くがにことば、いわゆる沖縄の格言)「イチャリバチョーデー ヌーフィダティヌアガ(行き逢えば兄弟、何の隔てがあろうか)」に代表されます。

    ※沖縄の言葉で「たくさんおしゃべりする」という意味

エリア特集

エリアガイド

沖縄の原風景や伝統が多く残る南部エリア

那覇からも比較的近い本島南部エリアには、2000年に世界遺産に登録された「斎場御嶽(せーふぁうたき)」や沖縄創生の神アマミキヨが最初に作った島といわれる久高島(南城市)といった五感を呼び起こすような祈りの場や、全長5,000メートルで天然記念物に指定されている鍾乳洞「玉泉洞」や鍾乳洞と数多くの熱帯植物が自生する森が一体化した「ガンガラーの谷」といった大自然の神秘を感じる場所などが多くあります。そのほか、琉球ガラス村(糸満市)やイベントやショーなどが行われる「おきなわワールド」などの伝統文化体験ができる場所、ひめゆりの塔や平和祈念公園、旧海軍司令部壕など、太平洋戦争および沖縄戦のことを知ることができる歴史施設などもあります。

シティリゾートが満喫できる那覇市・那覇空港周辺エリア

県庁所在地でもある那覇市および、沖縄の玄関口である那覇空港周辺エリアには、交通アクセスも便利かつ飲食やリラクゼーションが楽しめるシティリゾートを満喫できるホテルや施設が数多くあります。那覇空港近くの瀬長島では天然温泉や極上スパが、ゆいレール「おもろまち駅」で下車すれば映画館や博物館・美術館のある新都心が、また那覇市の南に位置する豊見城市豊崎には「沖縄アウトレットモールあしびなー」や2020年6月にオープンしたビーチにもアクセス可能な大型複合商業施設「イーアス沖縄豊崎」もあります。

アメリカの影響が色濃く混ざり合う「琉米文化」の中心・中部エリア

中部エリアは琉球と米国の文化が入り混じった「琉米文化」と呼ばれる、ちゃんぷるー文化を体感できるエリアでもあります。国道58号の宜野湾大山付近は「宜野湾ファニチャーストリート」と呼ばれ、アメリカ家具や輸入雑貨ショップが立ち並んでいます。ヴィンテージの古着やアクセサリー、アンティークの食器など、一点ものの掘り出しグッズとも出会えます。北中城村にはイオンモール沖縄ライカム、沖縄市には日本初のショッピングセンター「プラザハウスショッピングセンター」や美浜タウンリゾート・アメリカンビレッジがあります。さらに、エリアの古称である「コザ」付近には、ゲート通りやパークアベニューなどアメリカだけではなく、地元の商店が並ぶアーケード商店街や多国籍な飲食店も立ち並び、国際色が豊かです。

自然豊かな北部エリア

北部は、やんばると呼ばれる広大な亜熱帯の森が広がるほか、海や川も美しく、大自然に抱かれています。山でのトレッキングや川下りやマングローブ林の中をカヤッキングしたり、アウトドアアクティビティも大いに楽しめます。また、大宜味村は長寿の里として知られ、世界的に著名なシェフも「ヌチグスイ(命の薬)」といわれるその食文化について知ろうと訪れるなど話題を呼んでいます。本部町にはジンベイザメが泳ぐ巨大水槽で知られる美ら海水族館も。世界自然遺産候補地でもある同エリアの魅力を、自然を大切にする心を育みながら満喫したいものです。

この街の未来

界が注目する
「やんばる(原)」
の自然

ユニークな生物が多い島

沖縄の海には世界の約800種のサンゴのうちおよそ半数が生息するといわれますが、 森もまたゆたかです。沖縄本島は南北に110km、 東西10km の細長い島です。森深い北部は“やんばる”と呼ばれます。漢字で書けば「山原」。琉球列島はかつてユーラシア大陸と陸続きだった「大陸島」です。 地殻変動や海水面の上昇で、大陸と離れ、さらに小さな島に分かれたり、またくっついたりと、変化を繰り返してきました。沖縄諸島を含む中坑球は日本列島が形成される初期から約150万年もの間、大陸と離れたままだっため、他にはいないユニークな生物が多い島となりました。
奄美大島、儲之島、沖縄島北部及び西表島は、2021年に日本で5番目の世界自然遺産として登録されています。

キーワードは多様性

「美ら海水族館」ばかりではなく、トレッキングやキャンプ、ダイビング、カヤック、帆掛けサバニ(古くから使われている船)など自然に親しむ場所に事欠かない北部ですが、2025年にはテーマパーク「ジャングリア」もできる予定です。
また2019年に焼失してしまった首里城は、「見せる復典」をテーマに2026年の完成を目指して工事が進められています。周辺には様々な文化財が点在し、琉球時代の情緒を味わうことができます。
中部にはアメリカンビレッジ、南部には海を臨むおだやかな風景と静かに過ごせるカフェなどがあります。

那覇空港(2024年3月撮影)

東アジアとも連結する那覇空港

那覇空港(2024年3月撮影)

1996年「沖縄に関する特別委員会」SACOの最終報告で普天間飛行場の全面返還が合意されました。これを受け普天間飛行場を有する宜野湾市では、沖縄県とともに「普天間飛行場跡地利用基本計画」と「普天間飛行場跡地利用計画の策定に向けた行動計画」を策定し、返還後の街づくりに向け準備を進めています。

那覇空港は、国内外各地と沖縄とを結ぶ拠点空港であるとともに、沖縄県内離島と沖縄本島を結ぶ沖縄地域のハプ空港です。東アジアの中心に位置し、1,500km内にあるソウル、上海、マニラなどのアジアの主要都市には飛行機で4時間圏内です。
2019年、利用客増加で混雑が指摘されていた国際線のスペースを拡張し、国内線・国際線のビルをつなぐ連結ターミナルができました。2020年3月から2本目にあたる新滑走路が供用開始しています。

※参考:「国土交通省 那覇空港環境計画」

不動産情報

ダイワハウスのマンション実績

これまで携わってきた沖縄の街づくりの足跡をご紹介

このページの先頭へ戻る
Copyright DAIWA HOUSE INDUSTRY CO., LTD. All rights reserved.