東西約1,000km、南北約400kmの広大な海域に点在する160の島々で構成される沖縄県(2018年1月現在、有人島は47島、無人島は113島)。日本で唯一、亜熱帯海洋性気候に属しており、世界に誇る美しい珊瑚礁や風光明媚な海岸・海洋に恵まれています。その風土の魅力から、日本国内のリゾートエリアとして、親しまれてきました。
その自然の豊かさは、ジャングルに覆われた西表島や、やんばる(山原)と呼ばれる沖縄本島北部の大自然に代表され、現在、世界自然遺産の候補予定地として、奄美大島、徳之島とともに、その登録を目指しています。
また、沖縄県は、シンガポール、タイ、韓国、中国、台湾、韓国などのアジア主要都市から飛行機で約4時間圏内に位置しており、アジアという巨大なマーケットの中心的な拠点として注目されています。その立地を生かし、琉球王国の時代、さらにそれ以前から、諸地域と交易を通した文化的交流を培ってきました。