滋賀県の県庁所在地でもある大津市。飛鳥時代に天智天皇が近江大津宮に都を置いて以来、1350年以上続く古都です。自然災害や戦争の被害が少なかったことから市内には多くの文化財や史跡が現存し、市町村単位での国指定文化財の数は京都市、奈良市に次いで全国3位を誇ります。
住まう
滋賀
「人と自然に優しいサステナブルな暮らし」
vol.01
大津 Otsu
大津市と琵琶湖
ミシガンクルーズ
滋賀県の県庁所在地でもある大津市。飛鳥時代に天智天皇が近江大津宮に都を置いて以来、1350年以上続く古都です。自然災害や戦争の被害が少なかったことから市内には多くの文化財や史跡が現存し、市町村単位での国指定文化財の数は京都市、奈良市に次いで全国3位を誇ります。
浮御堂の夜明け
美しい水辺の景観、季節を映す野山の自然は古くから様々な作品の舞台にもなっており、石山寺から眺める名月に源氏物語「須磨」の着想を得たという紫式部、晩年をこの地で暮らし多くの句を残した松尾芭蕉、湖畔の移り変わる風景を浮世絵「近江八景」として繰り返し描いた歌川広重など、多くの芸術家に讃えられてきました。
百人一首ゆかりの地・大津
地理的には京都に隣接していて、JR「大津京」駅から京都へは電車で20分以内、大阪へも1時間以内という快適アクセス※所要時間は日中平常時のものであり時間帯により異なります。利便性の良さと自然に囲まれた住環境から都市部へのベッドタウンとして、都道府県庁所在地の中でも高い人口増加率を維持しています(総務省統計局令和2年国勢調査大津市人口(速報値)より)。
琵琶湖沿いを走る電車
旧東海道大津宿
北部は比良山地など雄大な自然に囲まれ、南部は古くから港町として栄えてきた大津市。総合リゾート「びわ湖バレイ」では、標高1100mから眺める大パノラマと、スキーやアスレチックなどのレジャーがオールシーズン楽しめます。日帰り温泉や足湯もある「おごと温泉」は、1200年の歴史を誇り「美肌の湯」といわれる天然温泉。市街にはJR、京阪電車、バスが走っていて、便利に移動できる環境が整備されています。琵琶湖畔には様々なレストランやカフェ、道の駅などが点在し、リゾートで暮らすようにゆったりと流れる時間が味わえます。
「公園の中の商業施設」をコンセプトに2019年にオープンした大型商業施設です。ショッピングや食事が楽しめるほか、ヨガスタジオやボルダリングなども併設されており、中央の大きな芝生公園ではゆっくりとピクニックを楽しむこともできます。
琵琶湖岸に沿って整備された約4.8kmにわたる公園。おまつり広場、打出の森、なぎさのプロムナード、市民プラザ、サンシャインビーチ、膳所・晴嵐の道と、6つのエリアに分かれた園内は、散歩はもちろん、水遊びや釣りなど目的に合わせてさまざまな楽しみ方ができます。
琵琶湖が一望できるハーバーレストラン。滋賀県産の野菜や近江牛、湖魚を使った旬の食材が味わえるコース料理、ボリューム満点のパンケーキなど、フレンチ業界で40年以上活躍する料理長自慢の本格料理が楽しめます。エメラルドグリーンを基調としたハワイアンな雰囲気の店内からは、琵琶湖の景色が一望できます。
琵琶湖の東岸と西岸をつなぐ全長1400mの有料橋。時速約60kmで走行するとタイヤの振動音で琵琶湖周航の歌が流れる「メロディーロード」が約600mに渡り設置されています。歩行者と自転車は無料で通ることができるので、美しい琵琶湖の景色を眺めながらゆっくりと渡ってみては。
琵琶湖大橋のふもとにあり、周辺の道路を通行する人々のオアシスとして親しまれる道の駅。「米プラザ」という名前の通り、地元産の近江米をはじめ、滋賀県産の特産品がたくさん集まります。日曜日に開催される「日曜朝市」には琵琶湖でとれた魚を使ったお惣菜や新鮮な野菜、焼き物などが並び、作り手と交流しながら買い物が楽しめます。
大津市の街並み
東には日本一の湖琵琶湖、西には京都の町並みを一望することができる比叡山。その広大な山全体が、日本仏教の一大聖地として知られる「比叡山延暦寺」です。敷地内には国宝・重要文化財の指定を受けた建造物が多く存在し、1994年にはユネスコ世界文化遺産にも登録されました。研修道場「居士林(こじりん)」では、凛とした空気の中、ゆったりと坐禅や写経等の修行を体験することができます。
琵琶湖を見下ろすようにそびえる打見山と蓬莱山の間に、ゆったりと広がる高原エリア「びわ湖バレイ」。
麓からロープウェイで約5分、標高1100mの「びわ湖テラス」からは、圧倒的なスケールを誇る琵琶湖を一望することができます。冬は絶景を眺めながらウインタースポーツが楽しめるスキー場、春から秋にかけてはジップラインや遊具、ドッグランなどが楽しめる高原リゾートと、オールシーズンで多彩なレジャーが楽しめます。
平安時代に最澄が開湯したといわれる滋賀県随一の天然温泉。アルカリ性単純温泉は無色透明で、神経痛や美肌に効果があるとされ老若男女問わず愛されています。気軽に利用できる足湯や、温泉と食事を楽しめる日帰りプランを用意している旅館も多く、琵琶湖を眺めながら温泉につかる、ゆったりとしたひと時を過ごすことができます。
紫式部が源氏物語の着想を得た場所といわれる「石山寺」。桜やスイセン、牡丹、ツツジ、藤、ハナショウブなど四季折々の花が咲き誇る「花の寺」としても知られています。平安時代から伝わる月の名所でもあり、中秋の名月に合わせて、幻想的なお月見を楽しむ「秋月会」が開催されています。
大津京を建都した天智天皇を祭神とする神社。山の斜面に建てられた本殿と拝殿を棟続きの回廊が取り囲み、近代神社建築の代表的なものとして国の登録文化財になっています。小倉百人一首で天智天皇の歌が巻頭を飾ることから「かるたの聖地」 とも呼ばれており、競技かるたの日本一を競う「競技かるた名人位・クイーン位決定戦」をはじめ、かるたの大会が盛んに開催されています。
1周約200km琵琶湖を自転車で周遊する琵琶湖一周サイクリング、通称「ビワイチ」。きらめく湖面を眺めながら、織田信長が築いた安土城跡や国宝・彦根城、田んぼの緑や色とりどりの花畑など、移り変わる景色を体感しながらゆっくりと走れるサイクリングコースが整備されています。自転車に乗り慣れた人なら1日で走れる距離ですが、2~3日かけて寄り道を楽しみながら回るのもおすすめ。琵琶湖の東側を走る近江鉄道では、電車内に自転車をそのまま持ち込めるサイクルトレインも利用できます。
「公園の中の商業施設」をコンセプトに2019年にオープンした大型商業施設です。ショッピングや食事が楽しめるほか、ヨガスタジオやボルダリングなども併設されており、中央の大きな芝生公園ではゆっくりとピクニックを楽しむこともできます。
琵琶湖岸に沿って整備された約4.8kmにわたる公園。おまつり広場、打出の森、なぎさのプロムナード、市民プラザ、サンシャインビーチ、膳所・晴嵐の道と、6つのエリアに分かれた園内は、散歩はもちろん、水遊びや釣りなど目的に合わせてさまざまな楽しみ方ができます。
琵琶湖が一望できるハーバーレストラン。滋賀県産の野菜や近江牛、湖魚を使った旬の食材が味わえるコース料理、ボリューム満点のパンケーキなど、フレンチ業界で40年以上活躍する料理長自慢の本格料理が楽しめます。エメラルドグリーンを基調としたハワイアンな雰囲気の店内からは、琵琶湖の景色が一望できます。
琵琶湖の東岸と西岸をつなぐ全長1400mの有料橋。時速約60kmで走行するとタイヤの振動音で琵琶湖周航の歌が流れる「メロディーロード」が約600mに渡り設置されています。歩行者と自転車は無料で通ることができるので、美しい琵琶湖の景色を眺めながらゆっくりと渡ってみては。
琵琶湖大橋のふもとにあり、周辺の道路を通行する人々のオアシスとして親しまれる道の駅。「米プラザ」という名前の通り、地元産の近江米をはじめ、滋賀県産の特産品がたくさん集まります。日曜日に開催される「日曜朝市」には琵琶湖でとれた魚を使ったお惣菜や新鮮な野菜、焼き物などが並び、作り手と交流しながら買い物が楽しめます。
東には日本一の湖琵琶湖、西には京都の町並みを一望することができる比叡山。その広大な山全体が、日本仏教の一大聖地として知られる「比叡山延暦寺」です。敷地内には国宝・重要文化財の指定を受けた建造物が多く存在し、1994年にはユネスコ世界文化遺産にも登録されました。研修道場「居士林(こじりん)」では、凛とした空気の中、ゆったりと坐禅や写経等の修行を体験することができます。
琵琶湖を見下ろすようにそびえる打見山と蓬莱山の間に、ゆったりと広がる高原エリア「びわ湖バレイ」。
麓からロープウェイで約5分、標高1100mの「びわ湖テラス」からは、圧倒的なスケールを誇る琵琶湖を一望することができます。冬は絶景を眺めながらウインタースポーツが楽しめるスキー場、春から秋にかけてはジップラインや遊具、ドッグランなどが楽しめる高原リゾートと、オールシーズンで多彩なレジャーが楽しめます。
平安時代に最澄が開湯したといわれる滋賀県随一の天然温泉。アルカリ性単純温泉は無色透明で、神経痛や美肌に効果があるとされ老若男女問わず愛されています。気軽に利用できる足湯や、温泉と食事を楽しめる日帰りプランを用意している旅館も多く、琵琶湖を眺めながら温泉につかる、ゆったりとしたひと時を過ごすことができます。
紫式部が源氏物語の着想を得た場所といわれる「石山寺」。桜やスイセン、牡丹、ツツジ、藤、ハナショウブなど四季折々の花が咲き誇る「花の寺」としても知られています。平安時代から伝わる月の名所でもあり、中秋の名月に合わせて、幻想的なお月見を楽しむ「秋月会」が開催されています。
大津京を建都した天智天皇を祭神とする神社。山の斜面に建てられた本殿と拝殿を棟続きの回廊が取り囲み、近代神社建築の代表的なものとして国の登録文化財になっています。小倉百人一首で天智天皇の歌が巻頭を飾ることから「かるたの聖地」 とも呼ばれており、競技かるたの日本一を競う「競技かるた名人位・クイーン位決定戦」をはじめ、かるたの大会が盛んに開催されています。
1周約200km琵琶湖を自転車で周遊する琵琶湖一周サイクリング、通称「ビワイチ」。きらめく湖面を眺めながら、織田信長が築いた安土城跡や国宝・彦根城、田んぼの緑や色とりどりの花畑など、移り変わる景色を体感しながらゆっくりと走れるサイクリングコースが整備されています。自転車に乗り慣れた人なら1日で走れる距離ですが、2~3日かけて寄り道を楽しみながら回るのもおすすめ。琵琶湖の東側を走る近江鉄道では、電車内に自転車をそのまま持ち込めるサイクルトレインも利用できます。
※各施設の情報は2021年8月時点のものです