賃貸住宅経営の第一歩は見学会への参加。見学会に参加するときの確認すべきポイントとは?
公開日:2018/02/02
賃貸住宅見学会は、これから賃貸住宅経営を検討している方、あるいはすでに賃貸住宅経営を行っている方にとって、とても貴重な機会です。
その理由は、賃貸住宅が完成し、ご入居者が入居するまでの期間は短いため、実際に建てられた入居前の新築状態をじっくり観察する機会が少ないからです。見学会は、土地オーナー様や賃貸住宅経営者が、ご自身の賃貸住宅に対する考え方を改めて確認するチャンスなのです。
たとえば、なぜここにはこの設備を導入しているのか、本当にここまでの仕様が必要なのか、どのような部屋にすれば空室を減らし安定した賃貸住宅経営ができるのかなど、日ごろ感じている疑問や不安を確認できるいい機会です。
現地では、賃貸住宅経営のプロがお待ちしていますので、普段から気になっている疑問や不安を整理しておいていただき、率直に質問をぶつけてください。
POINT1
まず、ぜひご入居者の気持ちになってよく観察してください。賃貸住宅を設計するときやプランを立てるときは、どうしても事業として考えてしまうために、ご入居者の視点を軽視してしまう傾向があります。
単に設備のグレードやデザイン性だけではなく、さまざまな要素を含めて、「自分だったらこの部屋に住みたいと思うだろうか」「生活するのに不便な点はないだろうか」ということを考えながら観察してください。
POINT2
また、見た目だけでは判断しにくい、遮音性や断熱性、耐震性などの構造上・設計上のポイントもしっかりとチェックしてください。
どうしても外見やインテリアに目が行きがちですので、設計資料や写真などで確認するようにしましょう。
ただし、建てるべき賃貸住宅は、立地などさまざまな条件が関与します。経営者様の立地や条件も考慮しながら建物を確認してください。
動画:見て 聞いて 納得できる見学会
これから賃貸住宅経営を検討される土地オーナー様にとって、最終的なお客様は入居者の方々です。ぜひ、ご入居者の気持ちになって、賃貸住宅をしっかりとチェックしてください。
その視点が、今後、賃貸住宅経営において、空室の減少や効果的な経営につながってくると考えています。