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2019年05月15日
規制改革推進会議
時間単位で介護休暇の取得実現を
政府の規制改革推進会議は、介護休暇を時間単位で取得できるよう求める意見書を決定した。現行制度では、半日単位となっている介護休暇だが、取得しやすい環境を整備することで介護離職の防止を図る。
現在、ケアマネジャーがケアプランの見直しで短時間自宅に来る場合でも、家族の同席が望ましいとされている。意見書では「所要時間に応じた小刻みの取得ができない」と、現行制度の改善を求めている。
また、現状では家族を介護している人のうち9割以上が介護休暇や介護休業を利用したことがなく、制度を知っているのも約4割にとどまっている。意見書では、こうした制度の周知徹底も求めた。