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2019年10月15日

厚生労働省

看護師122万人に、6.0%増

厚生労働省は、2018年「衛生行政報告例」(就業医療関係者)の結果を公表した。これは、「医療」分野のうち、18年末における就業医療関係者(免許を取得している者のうち就業している者)などについて集計したもの。各都道府県から隔年(1年おき)に行われる報告を基にしている。

18年末現在の保健師は5万2,955人(男1,352人、女5万1,603人)で、16年に比べ1,675人(3.3%)増加。助産師は3万6,911人で、前回に比べ1,137人(3.2%)増加した。一方、看護師は121万8,606人(男9万5,155人、女112万3,451人)で、前回に比べ6万9,209人(6.0%)増加している。なお、准看護師は30万4,479人(男2万1,777人、女28万2,702人)で、前回に比べて1万8,632人(5.8%)減少した。

都道府県別での人口10万人当たりの保健師数では、「島根県」が79.3人と最も多く、「長野県」の77.2人、「山梨県」の76.5人と続いている。一方、最も少ないのが「神奈川県」の23.5人で、以下は「大阪府」25.9人、「東京都」28.4人となった。

人口10万人当たりの助産師数では、最も多いのが「島根県」の47.9人で、「鳥取県」42.7人、「長野県」42.5人と続いた。最も少ないのが「埼玉県」の23.1人で、次いで「千葉県」23.9人、「広島県」24.1人となっている。

さらに、人口10万人当たりの看護師数をみると、「高知県」が1511.0人と最も多く、次いで「鹿児島県」が1394.3人、「佐賀県」が1335.4人。一方、最も少ないのが「埼玉県」で693.6人。「千葉県」の722.7人、「神奈川県」の738.4人が続いた。准看護師数では、「宮崎県」が571.4人と最も多く、次いで「熊本県」が556.4人、「佐賀県」が553.0人。最も少ないのが「東京都」の90.9人で、以下は「神奈川県」の93.3人、「滋賀県」の120.9人となっている。

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