- 小林 英明Kobayashi Hideaki
- お客さまへの誠実な対応と水彩を用いたスケッチ提案で信頼関係を結ぶ。家族は妻と娘に愛犬のビションフリーゼが1匹。休日には先人の建てた建造物を訪れたり、犬の散歩をしたりとアクティブな過ごし方をしている。
人柄や生活に合わせたプラン構築
お客さまとの初回の打ち合わせでは、とにかく聞き役に徹します。住まいのご要望だけではなく、ご趣味や休日の過ごし方、一緒に暮らすご家族のこと、遠方に住まれているご家族のお話など、いろいろと伺います。また、お宅に訪問させていただくときは、お部屋の様子やご家族の雰囲気も見ています。そうした中で感じ取ったお客さまのお人柄や生活スタイルを念頭に置きながら、プランを考えていきます。
暮らしに光をとりこむ「窓取り」の重要性
設計をするとき、間取りはもちろんですが、窓をどこに取り付けるかが非常に重要だと考えています。窓の大きさ、位置、方向などによって、住まいに入ってくる光は変化し、部屋の印象を大きく左右します。どこに開口部があって光が差し込んでくるのが心地良いだろうか、という部屋の内側の視点を持って考えるようにしています。動線、空間、音などを吟味した間取りを作り、差し込む光をイメージしながら窓の位置を取る。間取りと窓取り(マドリ)の重要性を常に意識しています。
住まいづくりの主人公はお客さま
さまざまな建築物の中でも、個人住宅は人の生活に一番近く、お客さまの想いも強いものです。そのぶん、引き渡しの際の笑顔には大変やりがいを感じますね。以前お客さまに「愛のあるプランをありがとう」というお言葉をいただいたことは、設計者としての想いが通じた瞬間だったと、励みになっています。いろいろなお客さまがいて、それぞれに多様なご要望をお持ちです。ご要望を叶えるために、設計士はプランを何度でも見直し、お引き渡しの当日までその想いに寄り添います。設計士はお客さまの夢を具現化する存在であると自負しています。
※プロフィール等の情報は、原稿作成時(平成29年9月)のものです。