規模 | 3階建 1棟 12世帯 |
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敷地面積 | 494m2 |
延床面積 | 765m2 |
間取り | 2LDK |
所在地 | 大阪府大東市 |
築50年の木造貸家を所有していたKさま。建物の老朽化と入居者退去による収益性の低下に悩まれていたとき、大和ハウスの全国一斉実例見学会にご参加いただいたことがきっかけで、ご相談をいただきました。
建物は学校やスーパーなどが近くにある子育てのしやすい立地にあったため、営業担当の竹田はファミリー向け賃貸住宅への建て替えをご提案しました。加えて、周辺物件と比較しても選ばれる賃貸住宅にするために、建物の半径500m以内にある全物件の設備や築年数を調査。市場での優位性を保つにはどの程度の設備が必要になるのか、調査データと併せてお伝えしました。
結果として、ZEH-M※仕様も取り入れるなど、設備の良さにこだわることで差異化を図ることに。初期費用はかかりますが、長いスパンで見れば、安定した収益確保にはつながる要素の一つです。今回、根拠となる調査データがあったことで、Kさまも安心して大和ハウスにプロジェクトをお任せくださいました。
(※)ZEH-M(ゼッチ・マンション):Net Zero Energy House Mansion(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス・マンション)の略称。ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の集合住宅版が「ZEH-M」です。室内環境の快適性と省エネの両立を実現し、年間の一次エネルギー消費量の収支をゼロにすることを目指します。国の補助事業が実施される場合、ZEH-M普及・推進における国の補助金申請を行えます。これを活用することで、建築費用の負担軽減が期待できます。
外観は凹凸感を出すことで、スタイリッシュなシルエットに。 敷地入口にはゲートを施工し、高級感を演出しています。
勾配屋根ではなく、フラットルーフにすることで多くの太陽光パネルを設置。ZEH-Mの特徴である創エネ効果を高めます。
Kさまは当社の商品カタログを見て、白基調の外壁と木目調のアクセントが特徴的な外観デザインを気に入ってくださいました。それは「周辺の景観も改善したい」というご要望にもピッタリ。予算内でご希望にお応えするために、随所で工夫を重ねながら高級感のある外観を実現しました。また、各フロアの内装はオーナーの奥さまとお嬢さまたちがセレクトし、フロアごとに異なる雰囲気をつくり上げました。
郵便受けは外壁に合わせてホワイトカラーで統一。木目調の自動ドアとの組み合わせで洗練された印象に 。
吹き抜けと大きなガラス窓を採用したエントランス。適度に光を取り入れながらも日陰をつくることで、快適な空間に仕上げました。
テレワークや趣味に集中できる専用のデスクスペースを完備。絵や写真を飾ったりテレビ台にしたりするなど、住む人の暮らしに合わせた使い方もできます。
LDKと隣接する部屋は可動式のパーテーションで仕切れる仕様に。状況に合わせて部屋の使い方を変えることも。
おうち時間がより充実するよう大型のキッチンを採用。「料理する人の気分を高めたい」という想いから、木目調のあしらいでデザイン性の高い空間に。
二人並んでも余裕のあるワイドサイズの洗面台。快適に利用できる広さが、朝の忙しい時間にゆとりをつくります。
建物は工事期間中から入居申し込みが殺到し、お引き渡し後すぐ満室に。全国一斉実例見学会の会場として使わせていただいた際、その場で入居を申し込みたいという方もいらっしゃいましたが、お断りせざるを得ない心苦しい場面もありました。
Kさまからは「すごくいいものができた」とご満足いただけました。さらに、他にも所有されている貸家の建て替えを検討する際は、「また大和ハウスにお願いしたい」と嬉しいお声をいただくことができました。
今回のプロジェクトでポイントとなったのはやはり、市場優位性を考慮したハイグレードな設備。太陽光パネルやエネファームを導入すると、築年数が経っても入居者を確保しやすくなることが期待できるなどのメリットがあります。こうした設備は導入費用はかかりますが、長いスパンで考えれば回収することも難しくありません。安定した収益性を実現するためには、今後必要になってくる対策と言えるかもしれません。
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