畳敷のロースタイルリビングで読書を楽しむ家

ご結婚一年目のKさまは和モダンな暮らしがお好きな若いご夫妻。ロースタイルリビングを畳敷にすることで、限られた面積の中で「和室も大空間のLDKも両方ほしい」という希望を上手に実現されました。また、リビングの「見せる本棚」にお気に入りの蔵書を飾り、階段の踊り場を「我が家の図書コーナー」にするなど、読書好きのお二人らしいこだわりの造作も見どころです。「趣味が満喫できる夢のインドア生活が実現できたので、休日もあまり外出しなくなりました」と笑顔で語るKさまです。

和のくつろぎ感漂う畳のロースタイルリビング
「見せる本棚」が調和

床を下げてさらなる天井高を出した畳敷のロースタイルリビング。大きなソファも造作し、ほっこりとくつろげる空間に。壁面の和モダンな「見せる本棚」には絵本や文庫本を飾って楽しんでいます。「畳に大の字に寝そべって、伸び伸びと読書ができるのがうれしくて」とKさまは微笑みます。
階段下を利用した“おこもりスペース”は隠れ家のよう

ロースタイルリビングのアール型の開口をくぐると、そこには階段下を利用した隠れ家のような雰囲気の空間が広がっています。ここはご夫妻の“おこもりスペース”。カウンター前の横長窓からやわらかな光が差し込みます。「夜はホームバー気分で、二人で並んでお酒を楽しんでいます」とKさま。
ダイニングの横に多目的に使えるL字型カウンターを

ダイニングの横に造り付けたL字型カウンターは、仕事に趣味に家事スペースにと多彩に使えて便利です。「カウンターから畳敷のリビングを見下ろせるのもいいですね」とKさま。お子さまが生まれたら、将来はここが勉強スペースになりそうです。
本棚を造り付けた階段の広い踊り場は我が家の“図書コーナー”

階段の踊り場を広く取り、正面の壁にオーダーメイドの本棚を造り付けて我が家の“図書コーナー”に。「絵本や雑誌、単行本など、さまざまなサイズの本を1ヶ所にまとめて配架できるよう、内寸をミリ単位でリクエストしました」とKさま。吹き抜けの高い位置に配した窓から光が明るく差し込みます。
窓サッシを開けるとリビングの段差が縁側のような雰囲気に

ロースタイルリビングの段差をベンチ代わりにして読書を楽しむご夫妻。大開口サッシを開けると庭と開放的につながります。「足を窓の外に下ろして、縁側のような感覚でくつろげるのも気に入っています」とKさま。
お布団派のご夫妻は主寝室に小上がりのタタミスペースを

和モダンな暮らし方がお好みのご夫妻は、主寝室に小上がりのタタミスペースをしつらえて、お布団を敷いて寝るスタイルに。板張り調の天井が落ち着きを醸し出しています。木調格子の奥は書斎コーナーです。
バルコニーやホールで乾かした洗濯物を収納できる便利な動線

2階のバルコニーは物干し場としても大活躍。深い軒に守られており、ふいに雨が降りそうな日でも安心です。手前のホールに室内干しもでき、乾いた洗濯物は後ろのファミリークローゼットにサッとしまえるため洗濯家事がスムーズです。
外観

ロースタイルリビング
おこもりスペース
ダイニング
図書コーナー
ロースタイルリビング
主寝室/タタミスペース
バルコニー/ホール
外観

SPEC

#家事や収納に工夫がある住まい

所在地：広島県
家族構成：夫妻
商品名：xevoΣ

敷地面積：189.24m²（57.24坪）
延床面積：116.09m²（35.11坪）　1階：59.95m²2階：56.14m²
竣工年月：2019年3月

ダイワハウスに決めた理由

私は身長が182cmと高いので、天井が高い家に憧れていました。住宅展示場でロースタイルリビングを見て、そのくつろぎ感と天井の高さに一目惚れしました。営業担当の横山さんとの会話も楽しく、私たちの要望を親身に聞いて正直にアドバイスしてくださったことも相談相手として心強く思いました。

家づくりを振り返って

私たちにとってのベストとは何かを考え、形にしてくださるチームでした

スタッフのみなさんは、私たちの身になってベストな方法を考えてくださる方たちでした。最初の打ち合わせでざっくりと要望をお伝えしたら、設計担当の山内さんがその場でスケッチを描いてくださったのですが、その間取りがまさに私たちの想いにジャストミートしたもので、「この家に絶対に住みたい！」と思いました。毎回の打ち合わせも楽しく、漠然としていた好みのイメージを的確な形にして提案してもらえた喜びは忘れられません。

担当者のメッセージ

実例集を参考に打ち合わせを重ね、お好みのテイストを把握しました

ご予算内で理想の家づくりを実現するための参考になるよう、さまざまな分譲住宅を実際に見ていただきました。お打ち合わせでは『xevoΣ』の実例集をお見せしながらご夫妻のお好みのイメージを把握し、プランに反映していきました。また、ご夫妻ともに本がお好きですので、お手持ちの蔵書の種類などをお伺いして踊り場の大きな本棚やリビングの飾り棚「見せる本棚」をご提案しました。

畳床のロースタイルリビングで和室を兼ねた大空間のLDKを実現しました

ロースタイルリビングを畳敷にすることで、限られた建坪の中で和室を兼ねた大空間のLDKを実現しました。また、「見せる本棚」としてリビングには飾り棚を、階段の踊り場にはオーダーメイドの本棚を造り付けて、図書館のような雰囲気を醸し出しました。「見せる本棚」はあえて作りすぎず、自由にアレンジできる楽しさを残しています。お打ち合わせ時はKさまのご要望を聞きつつ、その場でスケッチを描いてわかりやすくお見せし、お喜びいただけました。

現場でKさまと何度も打ち合わせをし、ご要望を実現できるよう努めました

施工前にご夫妻を構造現場見学会にご案内し、『xevoΣ』の性能をご理解いただきました。また、私の自宅が熊本市にありますが、2016年の地震の半年前に『xevoΣ』で新築していたため、被害もなく住み続けられたことをお伝えし、ご安心いただきました。施工中は毎日のように工事現場の見学に来られたので、本棚の寸法や取り付け位置など細かな納まりをその場ですぐにご相談でき、家づくりがスムーズに進みました。