築50年ほどの家の建て替えを検討されていたKさまのご両親。長く理容店を営まれていたこともあり、違う場所への住み替えではなく建て替えを決意。新しく建てた家は、Kさまご家族とKさまのお姉さまと一緒に暮らす三世帯同居の家。フロアごとにそれぞれの個性を反映し、素敵な家づくりをされたご家族にお話をうかがいしました。
データ
| ■所在地：神奈川県 ■家族構成：夫婦＋子ども1人＋姉夫婦＋両親 ■商品名：xevo03 |
■敷地面積：122.33m² （37.00坪） ■延床面積：210.93m² （63.80坪） １階：66.43m² ２階：72.25m² ３階：72.25m² ■竣工年月：2012年4月 |
空間を有効に使うために玄関はひとつに
限られた敷地の中で、3世帯の居室を大きくして、いかに暮らしやすい間取りにするかを重視したKさま邸。ご家族の仲が良いこともあり、玄関を共用として無駄なスペースを省いています
2階は和テイストの趣が感じられる空間に
Kさまご家族が暮らす2階は和テイストの落ち着いた雰囲気。広いリビングはKさまが希望されたもの。左奥はタタミコーナー。お子さまにミルクを飲ませたりする時に重宝しているそう。奥のソファ上の障子はKさまが自作したものです
5.5帖の広さを確保したゆとりある2階キッチン
料理をしながらでもご家族と会話がしやすい対面式のキッチンを採用。ご夫妻で立ってもゆとりのあるキッチンや扉などの建具の色を揃えることで空間をトータルコーディネートしています
キッチンには豊富な収納を確保
たっぷりの収納を確保した２階キッチン。そのおかげでキッチンまわりはいつもスッキリ。キッチン収納の扉にも和テイストのデザインを採用しているのもこだわりです
湯船にゆったり浸かって幸せを実感
「お風呂に入っている時に、この家を建てて良かったなと実感しています」とKさま。洗面室や浴室も落ち着きのある色合いでまとめています。洗面の鏡はIKEAで雰囲気のあるお気に入りの一品を探したそうです
トイレも和テイストで統一
2階のトイレ。リビングなどと同様に、和を感じるテイストで統一しています
落ち着いて考え事ができる書斎を希望
「ゆっくり物事を考えられる空間が欲しいと思っていました」というKさまの希望を叶えた書斎。網代天井風のクロスなどを使い、落ち着いた空間にしています
絶妙なアクセントクロス使いで部屋をセンスアップ
「小物を飾るのが好きなので、集めた小物を飾るための棚をつくりたいと思っていました」とお姉さま。飾り棚の背面だけ色を変えた柔らかな色合いのアクセントクロスが、空間の印象をグッと引き立てています
ナチュラルなやさしい雰囲気の3階ダイニングキッチン
お手持ちの食器棚がピッタリ入るように設計されたキッチン。まるで造作家具のように空間に馴染んでいます。ダイニング横やキッチン背面など、使いやすい場所に収納を設けて日々の暮らしに配慮しているのもポイントです
「私の好みを把握して提案してくれました」
お姉さまが希望されたナチュラルなテイストにまとめられた3階LDK。大きな窓からたっぷりの光が入る、3階建て住宅の利点を活かした明るい空間です。「インテリアコーディネーターの中沢さんは『これはいかがですか？』『そんな感じを希望していました！』という感じで、私の好みを把握して提案してくれたのが嬉しかったですね」
緑のクロスがアクセントになった3階主寝室
緑のアクセントクロス、化粧やパソコンの使用に希望したカウンターの設置、光を取り入れる高窓などを採用した３階主寝室。豊富な収納も設置しました
可愛らしいクロスがアクセントに
洗面には船をモチーフにした可愛らしいクロスを採用し、目を楽しませてくれます。「そのままだと味気ないと感じました」と、鏡はIKEAで購入したものを取り付けています
お客さまにも好評の新しい理容店
建て替え中は常連客の皆さんのために仮店舗で営業されたそう。完成した店はお客さまにも好評とのことです
お姉さまが用意した洗髪化粧台を使用
ご両親が営む１階の理容店。洗髪化粧台などの設備機器はお姉さまがご両親のために用意されたものを愛用しています。ご家族の仲の良さがうかがえます
築50年ぐらい経過した実家の建て替えが理由です。私（Kさま）たち家族と姉夫婦が近くに住んでいましたので、「バラバラに住んでいてももったいないし、いずれは一緒に住もう」と話していたこともあり、三世帯住宅を建てることにしました。
横浜・平沼橋の住宅展示場でダイワハウスを含めて数社見学。そのほかにも、父の紹介で地元の会社にも話を聞きました。ダイワハウスを選んだのは、営業担当の都築さんの人柄が大きいですね。飾り気がなくソフトで、押しつけがましいところがなく、安心して家づくりができると思いました。玄関を１つにしたり廊下をなくしたりするなど、スペースを無駄なく使い切る間取り提案も良かったですね。
１階が店舗＋両親の部屋、２階が私たち家族の部屋、３階が姉夫婦という間取りを希望しました。2階は、広いリビング、大きなお風呂、古民家風の和の雰囲気を大切にしたデザイン、書斎の設置などをリクエスト。キッチン収納も格子のある和風の扉を採用しました。リビング横のタタミコーナーは子ども用に設けたスペースで、おむつ交換やミルクを飲ませる時に使っています。３階は、北欧風のナチュラルテイストの空間を演出するクロスや家具にこだわりました。リビング奥の書斎は、来客の宿泊用にライトスルースクリーンで間仕切りできるようになっています。
玄関をひとつにする提案や廊下をなくして居室を大きくとる提案など、限られた敷地の中でいかに広く快適に住むことができるかどうかを真剣に考え、提案してくださいました。ダイワハウスだけが、建て替え前の家や以前住んでいた家を見学に来て、家づくりの参考にしていました。そのおかげもあり、とても快適に暮らせています。
お風呂に入りながら満足できる生活を実感
この家は隙間がない感じがしますね。冬はとても暖かく快適に過ごすことができます。気密性が高いのかとても静かで外の音が気にならず、朝までぐっすり眠ることができるのもいいですね。湯船にのんびり浸かりながら「こんな生活がいいなぁ」と日々喜びを実感しています。
フレンドリーなスタッフと楽しく満足できる家づくりができました
スタッフの皆さんがソフトな感じで良かったですね。「一緒に考えましょう」というスタンスで信頼できました。モデルハウス見学で最初に出会ったのが都築さんだったのですが、いい人に出会えたと本当に感謝しています。消せるボールペンを使って間取りを考えるなど、とにかく間取りを決めるまでがたいへんでしたが、決まった後はインテリア選びなどを楽しめましたね。価格面でも満足しています。ダイワハウスは大手ハウスメーカーですし、もっと敷居が高いと思っていたのですが、フレンドリーなスタッフの方々と楽しく家づくりができました。
営業担当 都築英己
仲の良いご家族を見て私も二世帯住宅を建てたくなりました
１階がご両親、２階がKさまご家族、３階がお姉さまご夫妻と生活スタイルが異なる３世帯のため、レイアウトや階段の位置など、家全体をどのように統一するかを考えました。ご家族の皆さまの同意が得られた時は嬉しかったですね。家づくりでは、お姉さまが風水にこだわられていたこともあり、気学の先生に間取りを一緒に考えていただきご提案しました。競合もありましたが、先生と一緒にご提案したことでご家族の満足を得ることができたように思います。玄関を１つにするなどご家族はとても仲が良く、私自身も二世帯住宅を建てたいと思わせられた、素敵なご家族でした。
設計担当 富岡謙一
ハウジングマイスター
（社内認定）
『xevo03』のメリットを活かせた家づくりになりました
Kさま邸は３世帯住宅ということもあり、廊下のない間取りにするなど、いかに居室を大きくできるかに工夫を凝らしました。世帯ごとに好みが異なるため、また敷地内にいちばん合理的な家が建てられるように、みんなで一緒に考えながら打ち合わせを進めました。敷地を目一杯使い、家の中の有効面積をいかに広くとれるかを大切にされていましたので、『xevo03』のメリットが活かせた家づくりになったと思います。『xevo03』は柱型が室内に出てこないのでデッドスペースが少なく、家具の配置などもしやすいのが特長で、他社の家と同じ平米数でも有効面積が広くとれることが特長の家です。今回の家づくりはKさまご家族といろいろなお話ができたこと、そして皆さまの異なる希望をまとめるのが楽しかったですね。
工事担当 八馬洋一
ご両親に元気をいただきながら、家づくりをさせていただきました
Kさま邸では、店舗部分の工事に特に気を遣いました。理容店ということで、長年親しんだこだわりの距離（建て替え前と同じ距離）があるため、現場で実際にご確認いただきながら施工しました。洗髪化粧台はお姉さまの支給で、とても親思いの仲の良いご家族だと感じましたね。３世帯住宅というのはほとんどなく、１軒の家なのに３人のお客さまがいるという、貴重な体験をさせていただきました。建築中は仮店舗で営業されていましたので、現場に来るたびにお店に顔を出すようにしました。一緒に理容店をされているお母さまもとても陽気で楽しい方。お父さまに「頼むよ」と声をかけていただき、元気をいただきながら家づくりをすることができました。
※所属等の情報は、原稿作成時のものです。
※掲載写真の外観・仕様・外構等については、敷地、周辺環境等の諸条件や地域の条例その他諸事情により採用できない場合があります。
