欧米スタイルの家で
緑と眺望を楽しみたい

どこからでも緑が目に入る住まいを

約2年にわたる土地探しの末にTさまご夫妻が選ばれたのは、緑豊かな森の隣地。かつて城下町として栄えた、風情ある景観が美しいエリアです。「眺望にこだわり、緑を部屋いっぱいに取り込みたい」というTさまのご要望を実現するため、skye3（スカイエスリー）の3階部分にLDKを配置するプランをご提案しました。

階段を上がって3階に差し掛かると、まず目に飛び込んでくるのが4連窓から見える森の木々。敷地のすぐ裏にまで森が迫る環境を生かし、高さのある窓を入れて緑をたっぷりと部屋に取り込んでいます。ピクチャーウィンドウが切り取る自然の景色は季節の移ろいとともにその姿を変え、Tさまご夫妻を和ませているそうです。

リビングの北西側に設けられたバルコニーは外へ大きく張り出しており、室内に開放感をもたらしています。園芸が趣味だという妻のアナさまは、バルコニーで植物の世話をする時間がお好きなのだとか。手塩にかけて育てたインテリアグリーンがバルコニーをはじめLDKのあちこちにあり、フロア全体がさながら植物園のようです。一方、夫の徹さまは、起床後にバルコニーでコーヒーを飲むのが楽しみだといいます。軒が深く、時間や天候に関わらず居心地良く過ごせるこの空間は、自然と対話するための特等席となっています。

大きな窓に囲まれたリビングは明るく開放的。部屋のどこからでも外の景色を楽しめます

ゾーニングにこだわりゲストの長期滞在にも対応

Tさまは、フロアごとのゾーニングにも明快なご要望をおもちでした。２階には書斎や寝室、浴室を配置し、ご夫妻がプライベートな時間を過ごすフロアに。そして1階はご夫妻の生活空間と切り離して、来客用の和室、洗面室、浴室を設けています。欧米スタイルな空間の使い方で、長期滞在のゲストがゆっくりとくつろげる間取りを実現されました。

外観は、歴史ある土地に調和する重厚感とモダンな雰囲気を感じられるデザインに。外壁の一部に表情豊かなタイルを採用したり、バルコニーの腰壁をガラスにしたりと、さまざまな素材の組み合わせが街並みの中で存在感を放っています。

家づくりを振り返り、「新鮮な経験で、とても楽しく取り組めました」とアナさま。デザインのイメージをスタッフと共有するため、たくさんの資料を用意されたそう。それをもとに、クロスや床材の素材・色味など、細かな箇所も時間をかけて吟味されました。

「建てて終わりではなく、住みながらも居心地の良さを追求していきたい」と語る徹さま。お二人の希望をかなえた邸宅は、自然と共に過ごす豊かな日々を明るく包み込んでいます。

キッチンエリアは下がり天井になっており、伸びやかなリビング空間にアクセントを加えています。キッチン横のダイニングスペースにも窓が設けられ、朝から夕方まで自然の光が部屋全体を包みます

室内に緑を取り込むため、階段部分に設けられた4連窓。外の風景と光がリビングまで届き、Tさまご夫妻の目を楽しませます

2階の書斎はバルコニーと向き合うようにデスクを配置。徹さまは景色を楽しみながらリモートワークをされています

キャンチレバー形式を採用し、奥行きのあるバルコニーを実現。椅子に座って眺望を楽しんだり、植物のお手入れをしたりと、日常的に活用されています

2階、3階のバルコニーが建物のシルエットに立体感を生み出しています。森へと続く遊歩道から見るTさま邸は、街並みに溶け込みながらも凛とした存在感を放っています。アクセントとなっているタイルは、“本物”へのこだわりが強いアナさまによるセレクト

フォトギャラリー

3面を窓に囲まれたリビングは明るく開放的。どこにいても外の風景が目に飛び込んでくるレイアウトに、Tさまご夫妻はとても満足しておられます。フロア全体は、窓から取り込む風景やインテリア小物が映えるよう、白とウォルナットをベースにしたシンプルなトーンで統一。空間に変化をつけるため、キッチン側にはグレーのアクセントクロスやブラックの収納扉を採用しました。

料理好きのTさまご夫妻が選ばれたのは、二人で会話をしながら調理ができるアイランド型キッチン。奥行きのあるカウンターはダイニングテーブルとしても使用でき、ここで食事をとることもあるそうです。壁面には、食器類やキッチンツールなどをたっぷりしまえる収納棚を設置。ワインセラーには、夫の徹さま自慢のコレクションがずらりと並びます。また、２面採光で明るいダイニングスペースからの眺望も格別。遠くに山々が望め、雄大な自然を感じることができます。

窓の配置が印象的なTさま邸。階段から2階と3階のバルコニーの様子が見える窓や、森に面した4連窓など、外の自然をたっぷりと室内に取り込むプランニングとなっています。階段の上り下りに合わせて目に入ってくる景色が変化し、ご夫妻やゲストを楽しませているそうです。

2階のプライベートゾーンは、防犯に配慮して最も奥まった場所に寝室を配置しています。さらに、水回りが寝室に隣接したホテルライクな間取りに。ウォークインクローゼットから寝室、洗面室、トイレまでフローリングを連続させ、広がりと一体感を感じさせる空間を演出しています。

和紙のアクセントクロスが、和のおもてなし空間を演出する来客用の和室。来客用の洗面室とトイレ、浴室が隣接しており、お客さまが長期滞在される場合も快適に過ごせます。庭に面した掃き出し窓からは明るい自然の光が届きます。

玄関横には庭へと続くアプローチがあり、1階の来客用の和室に直接出入りすることも可能です。飛び石をランダムに配置した遊び心ある庭のデザインは、バルコニーから見下ろしても趣があります。

商品名	skye3
敷地面積	187.36m2 （56.67坪）
床面積	1階 75.21m2(22.75坪) 2階 65.45m2(19.79坪) 3階 67.94m2(20.55坪) 合計 208.60m2(63.10坪)
ご入居時期	2022年3月
家族構成	ご夫妻（60代）

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