これから家を建てたり、購入を検討している方たちは、
どんなことを思い、なにを重視しているのでしょうか。
そこで、20歳から59歳までの「住宅購入検討者」を対象にした
意識調査結果をご紹介します。
これからの住まいづくりの参考にし、お役立てください。
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Q1
新築・建替え・購入を
検討するきっかけは? -
Q2
家を建てるとき、
詳しく知りたい情報は? -
Q3
戸建住宅を建てるなら、
最初にとる行動は? -
Q4
建物や間取りで
重視したいポイントは? -
Q5
住宅メーカーを
選ぶ決め手は? -
Q6
戸建住宅を建てるときの
不安や不満は? -
Q7
今の家への不満や
将来の不安は? -
まとめ
理想の家に向かって、
行動力と判断力を
磨いていこう
調査概要
調査対象:20~59歳の住宅購入検討者 824名
調査方法:インターネットリサーチ
調査期間:2014年9月2日(火)~2014年9月3日(水)
注)グラフの数値は回収数を100とした%です。
Q1.新築・建替え・購入を検討するきっかけは?
A.子どもや家族のため、もっと広い家へ
家の新築・建替え・購入を検討したきっかけをお聞きしたところ、「子どもや家族のため」「もっと広い家に住みたかったから」という回答が同率でランクインしました。子どもをのびのびと育て、自分たちもゆとりを持てる広い家に、との希望がうかがえます。時流・時節にとらわれるよりも、家族の成長や幸せのために家を新築・建替え・購入したい、と考えている方が多いようです。また、「持ち家のほうが自由」、「老後の安心」を得たい、と思ったことが検討のきっかけになった方も多く、精神的な安心感や豊かさを求めている様子も推測できます。
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Q2.家を建てるとき、詳しく知りたい情報は?
A.建築価格の目安、工法などが気になる
家の建築を検討する際に詳しく知りたい情報を、知りたい順に3つ答えていただきました。1位は「建築価格の目安」でした。建築価格は、敷地の状況や建物の工法などさまざまな条件に左右されます。そんなわかりにくい点が、多くの方にとって悩みになるようです。2位は「工法や耐震性」。家の工法や耐震性の良しあしは、住んでからの安心や資産価値につながることから、長期的な視野で家の建築を検討している方が多いことがわかります。
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Q3.戸建住宅を建てるなら、最初にとる行動は?
A.展示場を見て、ウェブサイトで情報収集
戸建住宅を検討したいと思ったとき、皆さんは最初にどんな行動をとるのでしょうか。1位は「モデルルームや住宅展示場を見学する」でした。続く2、3位には、住宅メーカーのウェブサイトや不動産ポータルサイトなど、インターネットを使った情報収集がランクイン。リアルな展示場とウェブ情報を並行活用する最近の消費者行動が、家選びにも表れているようです。
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Q4.建物や間取りで重視したいポイントは?
A.収納と駐車場にこだわりたい
家の新築・建替え・購入の際に、建物や間取りで重視するポイントをお聞きしました。家の中に関しては、「収納」という回答が多く見られました。「収納」は生活の快適性に直結しているため、期待がふくらむのかもしれません。家の外においては「駐車場付き」という回答が多いことから、車がないと不便な地域にお住まいの方、子育てや親の介護で車をよく利用する方などにとっては、家づくりにおいて駐車場の有無が大きな検討要素であることがわかります。
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Q5.住宅メーカーを選ぶ決め手は?
A.耐震技術や会社の信頼性で選ぶ
住宅メーカーを選ぶ際に決め手となる要素を、3位まで選んでいただきました。検討の決め手としては「耐震に対する技術力や先進性」と「会社の信頼度・実績(安定性)」が重視されていました。災害や景気の変動など先が読みにくい時代のなか、安心感や安定性を求められているのでしょうか。確かな技術力や実績のある住宅メーカーを選んで、家を購入する傾向が見受けられます。
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Q6.戸建住宅を建てるときの不安や不満は?
A.20代後半は欠陥、30代後半は価格
住宅メーカーで戸建住宅を建てたいと思ったとき、不安や不満に感じるのは、どのようなことでしょうか?年齢別に回答を見ていくと、世代ごとに特徴がありました。20代前半は「ローン」が心配、20代後半は家の「欠陥」が不安のようです。家の購入が現実化する30代後半では「価格」を選んだ方が多数。働き盛りの40代後半は「手抜き」を懸念され、会社の信頼性を重視されているようです。50代前半の方は「アフターサービス」を不安視され、老後や次世代への継承をお考えなのかもしれません。
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Q7.今の家への不満や将来の不安は?
A.暑さ寒さ、強さなどの住宅性能
現在お住まいの家で不満に感じるトップ3は、「断熱性」「遮音性」「耐震性」など住宅性能の低さでした。一方、将来不安に思うことは「今後の大きな地震への対応、耐震性・耐久性」が筆頭に。現在も将来も、家に求められるのは優れた性能。その後に、現実的な「コスト」が続いています。コストはあまり抑えすぎると家の品質も下がりがちですが、性能の高い家、会社を選ぶことは可能です。家の建築・建替え・購入を検討する際には、性能を重視するポイントのひとつにすると、より満足度が高まるのかもしれません。
まとめ:理想の家に向かって、行動力と判断力を磨いていこう
家の建築・建替え・購入についての意識調査では、新しい家に寄せる大きな期待が浮かび上がってきました。「地震に強い家がいい」「家族で幸せに長く住める家がいい」「毎日が快適に暮らせる家がいい」等々…。
さあ、あなたの理想の家は見えてきましたか?まだ迷っていらっしゃる方は、家づくりのプロの専門知識も積極的に吸収することをおすすめします。意識調査に答えてくださった皆さんも、理想の家を実現するために、実際に展示場へ足を運んだり、ウェブで詳しい情報を集めたりする様子が見てとれました。そんなヤル気と行動力を参考に、あなたも後悔しない家づくりをはじめてください!