菌やウイルスに対する意識が高まっている昨今。
長い時間を過ごす家をまるごと抗ウイルス化し、室内の空気を快適にする方法があることを知っていますか?
その仕組みを抗ウイルスハウスに詳しい博士がわかりやすく解説します!
太陽光&照明の光が作用して家をまるごと抗ウイルス化
- 菌やウイルス対策には気をつけていますが、外から知らないうちに持ち込んでしまい、家の中のいろいろな場所に付着しているのではと気になってしまいます。ドアの取っ手やスイッチなど、拭ける範囲はアルコールで拭いていますが…。
- 家族が頻繁に触れる場所をこまめに消毒するとはいい心がけじゃ。でも、家をまるごと抗ウイルス化すれば、もっと効果的にウイルス対策ができるんじゃよ。
- まるごとって一体どういうことですか!?
- 「吸着性光触媒コーティング」じゃよ。入居前に床や壁、天井、家具、カーテンにコーティングすることで、家中まるごと抗ウイルス化できるんじゃ。ウイルスに対する99%以上の抑制効果を検証済※なんじゃよ。
※奈良県立医科大学の試験結果より
- 99%以上も!「光触媒」という名前は何となく聞いたことはありますが、どんな仕組みでウイルスを抑制するんですか?
- うむ、わかりやすく説明しよう。光触媒とは「紫外線などの光を浴びるとさまざまな効果を起こす物質の総称」で、抗菌・抗ウイルス・消臭・防カビなどの作用が注目されておる。紫外線に反応する従来の光触媒は室内では用いることができなかったが、「吸着性光触媒コーティング」は可視光の幅広い波長に対応するから、日中の太陽光に加え、室内の一般的な照明器具の光にも効果を発揮するんじゃ。
- 照明の光にも反応するんですね。ところで博士、「吸着性」ってなんですか?
- うむ。実は「吸着性光触媒コーティング」にはさまざまな物質を引っ付ける性質があるんじゃ。「吸着性光触媒コーティング」は特許技術の「アパタイト被覆二酸化チタン」でできておる。太陽光や照明に反応すると2種類の活性酸素を生成して、ウイルス内の分子を奪って分解する「二酸化チタン」を、ウイルスなどの有害物質を吸着する「アパタイト」でマスクメロンの模様のように包んだものじゃ。
- アパタイトで包むと、ウイルスが吸着しやすいってことですね!
- その通りじゃ。二酸化チタンだけだと吸着性能がないので、たまたま接触したウイルス等にしか効果を発揮できないが、アパタイトで覆うことでウイルスなどを引っ付ける吸着性能を持つんじゃ。しかも、二酸化チタンが建材に直接触れないため、活性酸素で傷める心配もないという一石二鳥じゃ。
※画像はイメージです
- 相性のいい組み合わせなんですね!
床・壁・天井、カーテンや家具にも施工できる!
- でも博士、そんなに強力なウイルス分解作用があるのに、人やペットへの影響はないんでしょうか?我が家は子どもが小さいので、活性酸素の中で過ごしていて大丈夫なのか不安です…。
- 活性酸素が発生しても、すぐに様々な有機化合物と反応してH2OとCO2になるから、空間中に行き渡ることはないんじゃよ。一般に普及しているイオン発生器も活性酸素でウイルスなどの活動を抑制しておる。
二酸化チタンは食品や化粧品の着色料などとして広く利用されておるし、アパタイトも歯のエナメル質や骨を構成する物質で安全性は高いんじゃよ。 - 安心しました!夜に照明を消してしまったら、光触媒は働かなくなるんですか?
- いい質問だのう。照明を消している夜中は浮遊しているウイルスを吸着し、太陽が出てからの時間帯は吸着したウイルスを太陽光や照明の力で分解するんじゃ。日没後も照明に反応して分解するため、ウイルス抑制効果は24時間続くというわけじゃ。
- 聞けば聞くほどすごいですね。博士!「吸着性光触媒コーティング」はどんなところに施工できますか?
- ほう、興味が出てきたようじゃのう。壁や天井、床はもちろん、カーテン、家具・ラグにもコーティング可能じゃ。入居後に施工すると、コーティングする前の除菌が必要になるから、入居前の施工がおすすめなんじゃ。
- 抗ウイルス効果はもちろん、防カビ・防汚・消臭効果にも惹かれます!一度施工するとどれくらい効果が持続するんでしょうか?
- 光触媒作用のメカニズム自体は、コーティング面が残存する間は持続するぞ。床面のコーティングが摩耗すればそれだけ性能は低下するものの、空間全体の効果がすべて消失するようなことはないんじゃよ。
まとめ
- しっかり手洗いをしてウイルスや菌を家に持ち込まないように心がけつつ、さらに家をまるごと「吸着性光触媒コーティング」で抗ウイルス化すれば、家族が安心・快適に過ごせそうですね。
- その通りじゃ。換気機能と空気清浄機能を備えた天井埋込形空気清浄装置も組み合わせれば、部屋の隅々まで空気を動かせるから、ウイルスなどが吸着性光触媒コーティングに触れやすくなるんじゃよ。併用がおすすめじゃぞ。
- 博士!早速、展示場に行って詳しい話を聞いてみたいです。