大和ハウス工業株式会社

DaiwaHouse

DXアニュアルレポート2023

オープンイノベーション

みらい価値共創センター「コトクリエ」

目的、ビジョン

当社グループでは創業者精神である「儲かるからではなく、世の中の役に立ち、喜んでいただける商品やサービスの提供」を体現できる人財の育成に努めています。

その一環として2021年10月、創業者・石橋信夫のゆかりの地である奈良県に、研修施設「大和ハウスグループ みらい価値共創センター」をオープンしました。

この施設は社内研修だけでなく、地域住民・団体、そして異業種の企業や取引先、研究機関、自治体など、さまざまなステークホルダーが集い、語り合い、共に刺激を受け合うことで、学びを深め、多様な価値観から新しい価値を創出する活動を展開していくための空間です。

太陽のホール
吹抜けから光が降り注ぐ、ダイナミックで開放的なホール。木材仕上げで、温かな雰囲気と柔らかな音環境が特徴。

Biophilic STUDIO
多くの植物やアロマ・自然環境音・影のできない光幕照明などにより、深い集中ができる研修室。

STUDIO 1
庭を望む明るい研修室。入口面の壁は開放でき、共用部との一体利用が可能。

風のパティオ
心地いい風が吹き抜ける中庭。語らいやブレイクタイムなどで心身をリフレッシュ。

取り組みの全体像、今後の展開

この施設では地域に開かれた場として、下記の3つの活動に創造的に取り組んでいます。

  1. 子どもから大人まであらゆる世代が集い、共に学び育つことを目的とした「共育活動」
  2. さまざまなリソースをもつ企業・団体や地域住民が集い、新しい社会的価値、事業的価値を共に創り出すことを目的とした「共創活動」
  3. これまでの社内研修の枠を超えて、上記「共育活動」と「共創活動」への参画を通して学ぶ「社員教育」

これらの活動は、施設を共創プラットフォームとして、森林・木材、生物多様性、まちづくりなどのテーマのもとにヒト・組織が集い、つながり、新たなイノベーションを起こし、新たな価値を生み出すことを目指しています。そして活動を通じて、共創しながら新しい価値を創出できる人財を育成することが、当社における今後のDX推進のビジョンと取り組みを先導する人財の育成にもつながると考えています。今年4月には奈良市を題材に共創による地域課題解決を目指す、奈良市みらい価値共創プロジェクト研究を奈良市、事業構想大学院大学との連携によりスタートさせました。

なお、この施設では室内環境とエネルギー性能の最適化を図るためのBEMS (*1)や、企画から設計・生産・施工・施設管理まで一気通貫で対応するBIM-FM(*2)など、最新のDX技術を活用しています。

(*1)BEMS(Building and Energy Management System):ビル内のエネルギー管理をするためのシステム
(*2)BIM-FM(Building Information Modeling-Facility Management ):建築物に関する情報のモデリング手法

大和ハウス工業オフィシャルサイトトップ

個人のお客さま

住まいを探す

大和ハウスグループの住まいを探す

(土地情報 / 新築・中古一戸建て / 新築・中古マンション)

法人のお客さま