複合施設
介護付き有料老人ホーム アシステッドリビング習志野
- 所在地:
- 千葉県習志野市
- 構造:
- 鉄骨造
- 延床面積:
- 5,364m2
- 竣工:
- 2016年3月
- 用途:
- 介護付き有料老人ホーム(100室)、透析クリニック、コミュニティホール
千葉県習志野市で、自治体が運営する公共施設「コミュニティホール」と、民間事業者が運営する介護付き有料老人ホーム、さらにクリニックの複合化という、全国でもあまり例のない事業が実現しました。
計画のポイント
地域活性化にもつながる複合施設
習志野市では、約1,300m2の市有地について有効活用策を検討。地域からの要望が高い公共施設(コミュニティホール)や、周辺商店会の活性化にもつながる付加価値の高いプランが求められており、市の介護ニーズも踏まえた介護付き有料老人ホームとの複合化案に決定。
介護付き有料老人ホームの居室総数は100室。居室面積は21.02~21.71m2で、すべての部屋が明るく広々とした設計となっています。
医療との連携を目的にクリニックを併設
入居者様への医療サポートとして、地域の透析治療に多くの実績を持つ医療法人社団小羊会様の新たな拠点の併設が決定。入居者様や周辺住民の透析治療に対応するとともに、入居者様への訪問診療も実施しています。
26台のベッドが並ぶ透析クリニック。長時間滞在する患者様のため、照明の光が直接目に入らないよう配慮されています。
資金調達の一環としてヘルスケアファンドを活用
土地購入費および建設資金を大和ACAヘルスケア様が組成したヘルスケアファンドが出資するTMK(特別目的会社)より調達。土地建物は、TMKの所有となり、ZENウェルネス様と医療法人社団小羊会様に賃貸借するという事業スキームを採用しました。なお、公共施設部分については、習志野市様が区分所有されています。
(1)大和ACAヘルスケア様が組成したヘルスケアファンドが運営するTMK(特別目的会社)が建物建築、(2)公共施設部分は土地建物を習志野市様が区分所有、(3)それぞれZENウェルネス様と小羊会様に賃貸するという事業手法です。
介護付き有料老人ホーム アシステッドリビング習志野
エントランス。建物右手の玄関と、白を基調としたインテリアで構成された1階部分。調度品等もリゾートをイメージしたものが揃えられています。
エントランス。建物右手の玄関と、白を基調としたインテリアで構成された1階部分。調度品等もリゾートをイメージしたものが揃えられています。
エントランス。食堂・談話室。施設内は、3・4階が和風、5・6階が洋風、1・2・7階がオリエンタル風と、それぞれ異なるインテリアで構成されており、入居者様の多様なこだわりに対応することができます。
エントランス。食堂・談話室。施設内は、3・4階が和風、5・6階が洋風、1・2・7階がオリエンタル風と、それぞれ異なるインテリアで構成されており、入居者様の多様なこだわりに対応することができます。
エントランス。食堂・談話室。施設内は、3・4階が和風、5・6階が洋風、1・2・7階がオリエンタル風と、それぞれ異なるインテリアで構成されており、入居者様の多様なこだわりに対応することができます。
エレベーターホール。各階のエレベーターを降りると、眼前に設置されているパーテーション兼ベンチ。エレベーターホールを一つの空間として、廊下とエリア分けする効果があります。
また、入居者様が少し休息できるベンチの裏面である廊下側は掲示板になるなど、多目的な活用が可能です。
エレベーターホール。各階のエレベーターを降りると、眼前に設置されているパーテーション兼ベンチ。エレベーターホールを一つの空間として、廊下とエリア分けする効果があります。
また、入居者様が少し休息できるベンチの裏面である廊下側は掲示板になるなど、多目的な活用が可能です。
居室総数は100室。居室面積は21.02~21.71m2で、すべての部屋が明るく広々とした設計となっています。
浴室は、大浴槽1、個浴1、特殊浴槽2(寝台浴、チェア浴)が設けられています。特に大浴槽では、タイルに色の変化を付け、リゾート感を演出しています。
浴室は、大浴槽1、個浴1、特殊浴槽2(寝台浴、チェア浴)が設けられています。特に大浴槽では、タイルに色の変化を付け、リゾート感を演出しています。
習志野市実籾コミュニティホール・習志野市東部連絡所
建物の左手には、習志野市実籾コミュニティホール・習志野市東部連絡所の玄関が設けられています。東部連絡所は、住民票・戸籍・印鑑等の証明書を発行する市役所の出先機関としての機能を持っています。
建物の左手には、習志野市実籾コミュニティホール・習志野市東部連絡所の玄関が設けられています。東部連絡所は、住民票・戸籍・印鑑等の証明書を発行する市役所の出先機関としての機能を持っています。
建物の左手には、習志野市実籾コミュニティホール・習志野市東部連絡所の玄関が設けられています。東部連絡所は、住民票・戸籍・印鑑等の証明書を発行する市役所の出先機関としての機能を持っています。
2階部分には、総収容人数417名のコミュニティホール。用途に合わせて可動式のパーテーション4分割に仕切ることでき、幅広い活用が可能です。
2階部分には、総収容人数417名のコミュニティホール。用途に合わせて可動式のパーテーション4分割に仕切ることでき、幅広い活用が可能です。
2階部分には、総収容人数417名のコミュニティホール。用途に合わせて可動式のパーテーション4分割に仕切ることでき、幅広い活用が可能です。
医療法人社団小羊会 習志野腎クリニック
クリニックの内部では、受付や診療スペースが機能的に配置されています。
クリニックの内部では、受付や診療スペースが機能的に配置されています。
クリニックの内部では、受付や診療スペースが機能的に配置されています。
26台のベッドが並ぶ透析室。長時間滞在する患者様のため、照明の光が直接目に入らないよう配慮されています。
お客様の声と事例