晴れの日は、華やかな料理でおもてなしをしたいもの。
腕に自信がなくても、アイデア次第で簡単に、ごちそうが作れます。
ポイントはちょっと奮発していつもより少し上等な食材を使うこと。
調理や味つけはシンプルでかまいません。
メインの一品は豪華で見栄えのするものにしましょう。
器や盛りつけを工夫すれば、いっそう華やかさを演出できます。
ステーキ肉をシンプルに焼いて食べやすくカット。大皿に冬野菜とともに彩りよく盛りつけて、取り分けるスタイルに。2種類のタレやわさび、からしなどを添えてお好みの味でいただきましょう。
材料(4人分)
- 牛ステーキ肉…2枚(400~500g)、塩、こしょう、サラダ油
- 添え野菜/大根…1/4本、にんじん…1本、かぶ…小1~2個、だし汁…適量、葉野菜(わさび菜、春菊、水菜など)…適量
- ごまダレ[ねりごま大さじ1、しょうゆ小さじ1、酢小さじ1、砂糖小さじ1、だし大さじ2]
- 玉ねぎしょうゆダレ[おろした玉ねぎ1/2個分、しょうゆ大さじ6]
- わさび、からし、塩
作り方
- ステーキ肉は常温に戻し、塩、こしょうをふっておく。大根とにんじんは、食べやすい大きさに切って面取りをして、だし汁で煮ておく。かぶは皮をむき、縦に6等分に切る。
- サラダ油を熱したフライパンで、ステーキ肉を両面、焼き色がつくまで中火で焼いて取り出す。少し落ちつかせてから食べやすい大きさに切る。
- 肉を焼いたフライパンで、野菜を焼き色がつくまで焼く。
- 大皿に② ③、葉野菜を一緒に盛り、タレ、わさび、からし、塩を添える。
お酒に合う、ひと口サイズの前菜を盛り合わせて。赤と白の食材を使ってお祝いらしさを演出。
材料と作り方(4人分)※写真左から
[サーモンの大根巻き]
- 大根(10㎝×20㎝の薄切り)を塩水(水100㏄+塩小さじ1)につけてしんなりさせ、水気を拭きとる。
- 大根を縦長におき、手前にスモークサーモン30gをのせ、しっかり手前から巻く。
- 4等分に切り、刻んだゆず皮を散らす。
[湯葉豆腐のいくらのせ]
湯葉豆腐をおちょこなどの小さな器に盛り、いくらのしょうゆ漬けをのせる。
[サーモンの大根巻き]
- れんこんの薄切りを、きつね色になるまで揚げる。
- えびに片栗粉を薄くまぶし、揚げて塩少々をふる。
- もなかの皮(あれば)にれんこん、えびをのせ、練りからしをほんの少しつけ、芽ネギをのせる。
ごちそうを食べた後でも、お茶漬けならするっと食べられます。鯛を漬け込んでおけば、お茶をかけるだけ。簡単でしかも贅沢感が味わえます。
材料(4人分)
- 鯛(刺身用)…1さく
- 漬けダレ[すりごま大さじ3、酒小さじ1、みりん小さじ1、しょうゆ大さじ1]、わさび…適量、三つ葉…適量
- 温かいご飯、 熱いお茶(ほうじ茶、玄米茶など)
作り方
- 鯛はそぎ切りにし、漬けダレに30分以上漬ける。
- 器にご飯を盛り、①をタレごとのせ、わさび、三つ葉ものせ、お茶をかけていただく。
新春の集いにふさわしくテーブルにも花を。小さめの陶器やグラスに生ければ、食事の邪魔にならずに華やかさを演出できます。写真は赤と白の菊、松などを器の深さに合わせて茎をカットし、水引は丸めてワイヤーで留めて生けます。
玄関でお客さまの来られる30分ほど前にお香をたき、さりげない香りでおもてなしの気持ちを表します。洗面室にはアロマスティックなどを置いておくといいですね。ただし、食事の空間では料理の邪魔にならないよう、香りは控えます。
2016年11月現在の情報となります。