掃除機能付きでもお手入れを
フィルターにホコリがたまったままになっていると、冷房効率が落ちるだけでなく、ニオイやカビの原因にもなります。掃除機能付きのエアコンも冷房や暖房のシーズンの前後には必ずチェックを。汚れていたら外して手入れをし、ダストボックスにホコリをためるタイプは取り除いてきれいにしておきましょう。フィルターの奥にある冷却フィンなど内部の汚れやニオイがひどいときは、専門業者に相談しましょう。
エアコンの外側と周辺
エアコンの外側の汚れは固く絞ったぞうきんで水拭き後、乾拭きをしましょう。周辺の壁や天井も空気の流れでホコリがつきやすいので、ビニールクロスの場合は固く絞ったぞうきんで水拭きを。水拭きができない素材は、ハンディモップなどでホコリを払いましょう。
室外機のまわりを片付ける
室外機の吹き出し口がふさがっていると、冷房効率の低下や故障の原因に。室外機の前は空気がスムーズに流れるように片付けておきましょう。
家具の配置を見直して風通しよく
エアコンの吹き出し口の下に、背の高い家具などがあると、せっかくの冷気が遮断されてしまいます。空気が室内を循環できるよう、家具の配置を見直しましょう。また、壁に家具をぴったりとくっつけていると、梅雨どきは特に湿気がたまり、カビ発生の原因になることも。壁から5cmほど離しておきましょう。
整理整頓で見た目もすっきり
家具の配置を決めたら、収納も見直して、すっきり片付けましょう。物が散らかっていると、見た目にも落ち着かず、また、掃除もしづらくなります。部屋を清潔にすることで、ダニやカビの予防にもなります。
インテリアを寒色系に
インテリアを寒色系にすると、体感温度が下がる効果があるといわれます。カーテンやクッションカバーなどのファブリックをブルーなどの涼しげな色に変えてみましょう。照明も暖かみのある電球色より、昼白色の方が涼しく感じます。
肌触りのいい素材に
スリッパやラグなどは、い草や麻、コットンなどさらりとした素材に。また、シーツやふとんカバーなど寝具も麻などに変えると、肌触りが心地よく、眠りやすくなります。
窓際でつる性の植物を育てて、日光を遮る「緑のカーテン」。葉から水分を蒸散させて周囲の温度の上昇を抑える効果もあります。室内が涼しく快適になるうえ、植物の成長も楽しめます。
●おすすめの植物
ゴーヤー
暑さや病害虫に強く、
初心者にも育てやすい。どんどん実がなるので、みずみずしいうちに収穫して食べましょう。苗の植え付けは5月中に行います。
朝顔
「琉球朝顔」「オーシャンブルー」と呼ばれる宿根草の朝顔は、1年草と比べて大きく育ち、一度植えれば毎年カーテンにできます。種まきは5月中、苗の植え付けは6月中旬までに。
2018年3月現在の情報となります。