家庭の中のあちらこちらに散らばっている書類は、一か所にまとめて整理をすればすっきり。書類を持ち込んだら、まず、不要なものは処分し、すぐ処理をするべきもの、重要なもの以外は、一時置きのトレーを設けて入れておきます。1週間、1か月など期限を決めて整理し、不要なものは処分。このときにパソコンで入力したり、撮影するなどしてデータ化すれば、保管する書類の量はかなり減らせます。
書類の収納は、まずは学校関係、保険・年金・税金などお金関係、家電関係などジャンル別に大まかに分けてから、領収書や証書など種類ごとにさらに分けていきます。次に書類の大きさや利用頻度などに応じて、使いやすいようクリアファイルやケースに入れて、ファイルボックスなどに収納。保管期限を決めて、定期的に見直しましょう。あまり細かく分類すると維持するのがたいへんなので、わかりやすさ、取り出しやすさを優先しましょう。
郵便物や学校からのプリントなど中身をチェックしたら、とりあえずトレーへ。今週分、先週分などと分け、それ以上ためないようにします。保管したいハガキなどはボックスへ。
大きさがバラバラでファイルしづらいものは、ファスナーつきのケースや袋に入れてボックスへ。買い物のときに持ち出すポイントカードや優待券などもまとめておくと便利。
ショップカードや名刺、光熱費やクレジットカードの請求書などは、見やすく、出し入れしやすいよう、クリアファイルに分類。半年、1年など、整理をする期限を決めます。
ファイリングに使用するクリップやラベル、ふせんなどの細かな文房具類は、仕切りやケースを使って分類し、箱にまとめておきます。作業するときに箱ごと持ち運べます。
書類がすっきり収納できて活用しやすい、家族共有の書類コーナーを考えましょう。
暮らしに必要な書類は一か所にまとめ、整理整頓のルールを家族みんなで共有しておけば、いざというときにさっと取り出せ、活用できます。例えば、みんなが集まるリビングやダイニングの片隅にデスクを置いて書斎コーナーに。書類とともにパソコンや本などを置いたり、家族のスケジュールや伝言などもわかるようにしておけば、コミュニケーションスペースとしても役立ちます。
家族が集まるリビングなどに、みんなで共有できるデスクを設置。
パソコンや本とともに書類もまとめて収納。
リビングやダイニングにデスクを置くスペースがなければ、棚などに書類を収納。おしゃれなファイルやボックスを選んで見栄えよく、インテリアとしても楽しめるようにします。階段下や踊り場、廊下などのちょっとしたデッドスペースの活用も検討してみましょう。また、収納を隠したいときはリビングの一角を間仕切ってバックヤードに収納を設けてもいいでしょう。
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リビングの棚には収納用品にこだわってディスプレイ感覚で。見せたくないものはバックヤードに収納を設けておくと便利。 -
階段下のスペースを活用してデスクを置き、書類整理など事務作業ができるコーナーに。
ちょっとした工夫で、煩雑になりがちな書類をすっきり。手軽に実行できるアイデアを。
玄関に小さなかごを置き、不要な郵便物をその場で処分。はさみを一緒に入れておくと便利。
古新聞や雑誌はどんどんたまるので、仮置き場を設けて、読み終わったら、まとめておきます。
家族で共有したい情報や大切なお知らせなどは、ダイニングなどにコルクボードを設置し、貼っておきます。
子どもの絵や作品などは、大きなものは縮小コピーしたり、写真に撮るなどすればファイルに保管できます。
2016年4月現在の情報となります。