お客さまからお伺いしたご希望を間取りに落とし込むことだけが、ハウスメーカーの設計士の仕事とお考えの方もいらっしゃるかもしれません。ダイワハウスの設計士はお客さまとのコミュニケーションを大切にし、じっくりと対話を重ねます。そして、潜在的なニーズをくみ取ったプランニングや、将来まで見越した住まいづくりに努めています。ご要望にお応えすることはもちろん、お客さまが期待される以上の住まいが完成するよう、日々研鑽(けんさん)しています。
設計士の能力を高める方策として、ダイワハウスは「ハウジングマイスター」制度を設けています。全国の支社・支店に所属する住宅設計士の中から、社内独自基準をクリアした、よりレベルの高い住宅設計のプロフェッショナル、ハウジングマイスターを認定しています。
土地の特性や周辺環境、お客さまのご家族のライフスタイル、そしてご予算など、考慮すべきポイントは多岐にわたります。それらを踏まえて、ハウジングマイスターは見た目に美しいだけでなく、使い勝手の良い住まいをご提案します。
優れた設計士を認定する社内制度
全国の支社・支店に所属する約600名の住宅設計士を、社内独自基準により選考し、プレゼンテーション等により厳しく審査します。一級建築士の資格を持ち、優れた設計力、コミュニケーション力、生活提案力などを備えた者がハウジングマイスターとして認定されます。
プレゼンテーションの様子
定期的な研修の実施
ハウジングマイスターは定期的に集まり、さまざまな研修を受けて設計提案能力の向上を図っています。2017年には「伝わる写真、伝わる資料」をテーマとしたセミナーを受講。お客さまに伝わりやすいプレゼンテーションや写真のスキルを磨くため、外部講師のもと実践を交えて学びました。
ハウジングマイスター定期研修の様子
設計スタッフの育成・指導
ハウジングマイスターは、お客さまに対して質の高いプランニングを行うだけではありません。業務を通じて培った設計の知識やノウハウ、コミュニケーション手法などを社内で共有し、後進の設計士らの成長を後押しし、全体のレベルアップを図るという使命も担っています。
コミュニケーション手段の一つとして用いるスケッチ画
ハウジングマイスター同士の交流
定期研修時の会合などにより、ハウジングマイスター同士はコミュニケーションを密にとり、積極的に情報を交換しています。最近手掛けた案件や問題解決策、住宅設計におけるトレンドなど、あらゆる情報の共有を通じて切磋琢磨しています。
良い建築には良い「間」がある。
家族同士の間合い、家具や家電の間合いなど、あらゆる「間」を大切に設計しています。たとえばソファは壁に沿った位置が心地いいのか、独立させた方がしっくりとくるのか。目線の先にあるテレビの位置や、キッチンにいる家族との位置関係など、考慮すべきことは多々あります。居心地のいい建築には、必ず良い「間」が成り立っているのです。
吉川 慶(北摂支店)
一級建築士、1級エクステリアプランナー
熱い思いが良い住まいをつくる。
住まいへのご要望は十人十色ですから、住まい手とともに世界に一つの「かたち」をつくり上げていきます。小さな敷地でも、予算が限られていても、お客さまと設計士の熱意によって良い家ができ上がるものです。私という人間に信頼をお寄せいただき、任せて良かったというお言葉をいただく時、「設計士は最高の仕事だ」と心から思います。
芦刈 創一(香川支店)
一級建築士、1級エクステリアプランナー、インテリアプランナー、インテリアコーディネーター
2017年8月現在の情報となります。