共働き夫婦の増加とともに、男女の子育て・家事分担や子どものお手伝いがクローズアップされるようになりました。ダイワハウスが2017年に実施した調査※では、ワーキングマザーの67%は子育てにストレスを感じていると回答。しかし、子どもと一緒に家事をするママは、しないママよりも約15%も家事ストレスが軽減していることが分かりました。子どもの家事参加には、97.8%のママが賛成していました。
子どもが家事を行うことは、ママの家事負担を減らすだけではない、さまざまな効用をもたらします。
まず、家事を担うことで、家族の一員としての責任感を養えます。さらに、自分のことを自分でする、自分のものを自分で管理することで自立心が育ちます。また、今やるべき家事は何かを臨機応変に考えて取り組む経験は、AIが発達していく時代を生き抜くために必要な問題発見・解決能力も育むことでしょう。
忙しい毎日でもママが笑顔でいることは、家族にとってとても大事。家事シェアでみんなが笑顔になる住まいづくりを考えてみませんか。
※「20代~40代のワーキングマザー500人に聞く、子どもの家事参加実態調査」
実査時期:2017年10月23日(月)~2017年10月30日(月)
調査方法:インターネット調査
調査対象:全国/子どもがいる20代~40代の共働き家庭の女性 夫と子どもと同居し、年齢が4歳~小学6年生の長子を持つワーキングマザー
子どもも大人もストレスなく、自然に家事に取り組むには、住まい環境の工夫も大切。
「家事シェアハウス」には、子どもが家事参加しやすいアイデアがあります。
学校のロッカーと同じように、家族一人につき一つのロッカーを用意。毎日使う学校のカバンや制服の上着、コート、定期券などをここにしまいます。毎日の習慣づけによって、自分のものを自分できちんと管理する責任感が育まれます。
学校から持ち帰ったプリント類や、しばらく残しておきたいDM、クーポン、ごみ出しのスケジュールなどはつい冷蔵庫に貼って美観を損ねがち。「お便り紙蔵庫」に貼っておけば、来客時にさっと扉を閉じて隠すことができます。
学校から帰ったら、まず玄関の「自分専用カタヅケロッカー」に靴や上着やカバンをしまいます。その後「ファミリーユーティリティ」(上の写真)で着替えや手洗いを済ませてからリビングへ。移動しながらスムーズに作業ができるので、子どもも自然に家事参加ができます。
ワーキングマザーとそのお子さまが参加された、家事シェアハウス体験イベント。
家事シェアについてのレクチャーやモデルハウス見学などを行い、好評をいただきました。
2018年2月現在の情報となります。