一日の疲れを癒やす浴室は、家族みんなのリラックススペースです。
快適に過ごすためにも、毎日のお手入れで清潔な空間を保ちましょう。
入浴後のお手入れで汚れをためない!
1. 熱めのシャワーで汚れを洗い流す
壁・床、浴槽などに付着した汚れ、シャンプーや石けんなどを熱めのシャワーで洗い流す。
汚れのたまりやすい浴槽の四隅や水位線周辺はスポンジでこすっておく。
2. 冷たいシャワーで浴室の温度を下げる
浴室全体に冷たいシャワーをかけ、温度を下げておくと、カビの発生予防になる。
3. 水滴を拭き取る
水滴を残したままにしておくと水あかが付きやすくなります。浴槽や壁などをバスタオルなどで拭いておくとよい。壁はスクイジーを使うと便利。
掃除道具を準備しておこう!
すぐに掃除できるように手の届くところにスポンジや浴室用中性洗剤を用意。床に置かずにつるしておくと、ぬめり予防に。
頑固な汚れになる前に
浴室には体から出る皮脂汚れや石けんやシャンプーなどの洗剤成分、水道水に含まれる成分などさまざまな汚れが混在しています。付いてすぐならお湯で洗い流すだけで落とせますが、放置しておくと、それらの汚れが結び付き、水あかや石けんカスなどの頑固な汚れに。入浴後のお手入れを習慣にしましょう。
入浴後はしっかり換気
高温多湿で、栄養となる汚れが付きやすい浴室は、カビが発生しやすい場所。入浴後は汚れをきれいに落とし、2時間以上しっかり換気しましょう。効率よく換気するためには、浴室の窓やドアを閉めたまま換気扇を回すこと。換気扇の排気口と浴室ドアの通気口、2つの空気の出入り口を確保することで、床面から浴室の隅々まで空気が流れ、浴室全体が早く乾きます。
場所別お手入れ方法
排水口の汚れ
排水口のお手入れは洗濯用の酸素系漂白剤がおすすめです。 排水口にまんべんなく粉のまま振りかけて、約50ccの水をかけて溶かし、2時間ほど置いて汚れを浮かします。その後、シャワーでしっかり洗い流します。
壁にカビが発生したら
浴室用中性洗剤で汚れを落とし、洗剤成分をシャワーで洗い流し、水分を拭き取ります。その後、カビ取り剤をスプレーし、しばらく置いてから、洗い流し、水分を拭き取ります。浴槽との継ぎ目などシーリング部分は、ジェルタイプのカビ取り剤を使うと、効果的に除去できるのでおすすめです。
頑固なカビはラップで湿布。必ず、換気し、ゴム手袋を着用。
天井の汚れ
フロア用のワイパーにシートをセットし、浴室用中性洗剤を含ませて拭きます。洗剤成分を洗い流した後、新しいシートで水分を拭き取ります。
鏡のくもり
くもりは水あかが原因。クエン酸水をスプレーして布で拭き、水拭き、から拭きを。頑固な水あかには専用のクリームタイプの洗剤もあります。普段からスクイジーなどでしっかり水分を除去して予防しましょう。
ドアの汚れ
浴室用中性洗剤をスポンジに付けてこすり、洗剤成分を洗い流して水分を拭き取ります。細かい部分は古歯ブラシで汚れをかき出します。レールや桟にたまった汚れも忘れずに。
家族で協力して汚れにくい浴室に
- 物をなるべく減らす
シャンプーのボトルの底などがヌルヌルするなど、物を置いている所に水分がたまると、ぬめりやカビの発生原因になります。浴室内の物はなるべく減らし、床に直接置かずに、タオル掛けにつるすなどの工夫を。 - 浴室を出る前に
入浴後、壁や床に飛び散ったシャンプーなどをシャワーで洗い流してから浴室を出るようにしましょう。家族み んなが習慣にすれば、汚れが付きにくく、掃除もラクになります。 - 最後に入った人が掃除を
最後に入った人が、浴室全体を掃除するルールに。汚れを洗い流したら、水滴を拭き取り、換気扇を回します。一日の汚れはその日のうちに落としておきましょう。
シャンプーなどはかごにまとめ、入浴時だけ持ち込むようにするのも一案。
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