まだ食べられるのに捨てられている食品のことを「食品ロス」といいます。食品メーカーや小売店などでの期限切れの在庫、飲食店での食べ残しほか、家庭でも鮮度の低下、腐敗、消費期限・賞味期限切れを理由に多くの食品が捨てられています。食品ロスは、日本国内では年間500万~800万トンにも登り、これは米の年間収穫量(平成24年約850万トン)に匹敵するといわれます。
残っている食品を確認し、献立の計画を立ててから買い物に行きましょう。食品を安いからと必要以上に購入してしまうと食べきれず、捨ててしまうことになります。
ばら売りや少量パックなど使い切ることのできる量を買うようにしましょう。在庫リストをつくっておくといいでしょう。
大きすぎる鍋での調理は作りすぎの原因に。人数や分量に合ったサイズの調理器具で作りましょう。器には食べきれる量だけを盛りつけ、残りは冷蔵庫に保存し、早めに食べきりましょう。
野菜の皮や茎にも、栄養が多く含まれているものもあります。捨ててしまいがちな部分や中途半端に残った食材も調理方法を工夫して活用しましょう。
壁紙は椅子やテーブルの角を当てると傷つきやすいので、お手入れの際にも注意しましょう。
壁紙には、ホコリや手あか、油煙、結露、落書きなどの汚れがつきます。中に浸透してしまうと落としにくくなるので、汚れが表面にとどまっているうちにお手入れすることが大切です。ホコリも放置すると、水分を吸収して壁紙の内部に浸透し、落ちにくい汚れになることがあります。月1回程度を目安に、はたきなどで上から順にホコリを払い落とします。特に窓枠やエアコンのまわり、天井、壁などのコーナー部分は念入りに。
ビニールクロスなど(水拭きが可能な壁紙)についた原因がわからない汚れは、まずやわらかい消しゴムでこすってみます。落ちないときは、水拭き、次に薄めた中性洗剤をやわらかい布につけて軽く押さえ、汚れを浮かせて拭き取ります。壁紙に水分や洗剤分が残るとはがれの原因になるので、必ず、水拭き、から拭きを行います。
- 《原因別汚れの落とし方》
- 手あか…やわらかい消しゴムでこすり、薄めた中性洗剤で落とす。
- 鉛筆…やわらかい消しゴムでこすって落とす。
- クレヨン・水性ペン…薄めた中性洗剤で落とす。
●ジュラク調壁紙(和室の砂壁風)
水拭き、中性洗剤の使用不可。毛先のやわらかいブラシでホコリなどの汚れを払い落とします。
●紙・織物壁紙
水拭き、中性洗剤の使用不可。手あかなどの汚れは、目立たないところで試してから、やわらかい消しゴムや食パンでこすります。
●小さなめくれやはがれ
- [1] 汚れや古いのりを落とし、めくれた部分がかたくなっていたら、ドライヤーでやわらかくします。
- [2] 壁紙専用のりで張り合わせ、ローラー等で押さえて空気を抜きます。はみ出したのりはかたく絞った布で拭き取ります。
●ねじやくぎの穴
- [1] 穴のふちを押さえて平らにし、周囲の汚れを拭いてから、壁紙専用補修剤を埋め込みます。
- [2] はみ出した補修剤をかたく絞った布で拭き取ります。
2015年9月現在の情報となります。