陶器は磁器より目が粗く、吸水性が高いので、シミやニオイがつきやすく注意が必要です。電子レンジ、食器洗い機の使用は避けましょう。
裏の高台がざらざらしていると食卓などを傷つけるので、紙やすりでこすっておきます。また、米のとぎ汁で20分ほど煮沸しておくと、シミやニオイがつきにくくなります。軟質の楽焼きはもろくなるので煮沸は行わないこと。
使う前に水またはぬるま湯に十分に浸し、軽く拭いてから料理を盛りつけると、シミやニオイがつきにくくなります。使用後は食器用洗剤で洗った後、よくすすぎ、乾いた布で水気を拭き取り、十分に乾燥させてからしまいます。つけ置きは汚れた水を吸収し、シミやカビの原因になるので避けます。
使い始めやひびなどが入った土鍋は、おかゆを炊いて目止めをしておきます。米のでんぷん質が土鍋の細かい気孔を埋め、水漏れを防ぐことができます。また、焦げつきは、表面を傷つけにくい重曹をつけてこすります。
漆器は、使うほどに手になじみ、つやも増します。保温性が高く熱が伝わりにくいので、熱い汁物を入れても冷めにくく、手に持ったときに熱すぎないという特徴があります。電子レンジ、食器洗い機は使用不可です。
漆のニオイはやわらかい布に酢を含ませて拭き、ぬるま湯で洗うか、数日米びつの中に入れておくとやわらぎます。
傷つきやすいので、ほかの食器とは別に洗います。油汚れはスポンジに食器用洗剤をつけて洗い、ぬるま湯で洗い流し、乾いたやわらかい布で水気を拭き取ります。熱い湯やつけ置きは厳禁。直射日光が当たらない、乾燥しすぎない場所に保管します。
●ダイワハウスの24時間換気システム
機械による強制給排気と、できるだけ自然の力を利用して換気量を抑えるオートブレスを合わせた独自の換気方式。給気口には高性能フィルターをセットし、花粉や粉じんをカット。地域の気候風土にあわせたシステムを提案。
※上の図は4~7地域仕様の「風なびR50・70」
室内の空気を常にきれいに保つために、住宅全体の空気を計画的に一定周期で換気するのが、24時間換気システムです。住宅の高気密化にともなう化学物質によるシックハウス症候群の増加が問題になり、2003年の建築基準法改正で新築住宅への24時間換気システムの設置が義務づけられました。24時間つけっ放しにすることで、きれいな空気環境を保つ効果を発揮します。
高気密・高断熱の住まいでは冷暖房効果はアップしていますが、気密性が高いため、湿気が外に出ず、こもりがちです。調理中は必ず換気扇を回して水蒸気を排出したり、加湿器の使用を避けて水蒸気の発生を抑えるなどします。また、24時間換気は寒いからと止めずに稼働させておきましょう。キッチンや浴室などから発生した水蒸気は、湿度が高いところから低いところへ移動します。ふだん使用していない部屋も、定期的に窓を開放するなどして換気を心掛けましょう。
[換気ユニット]
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吹出グリル
水または中性洗剤を入れたぬるま湯に浸した布で汚れを拭き取った後、水拭き、から拭きをします。 -
吸込グリル
カバーは外して、吹出グリルと同様、汚れを拭き取ります。フィルターは掃除機でホコリを吸い取り、汚れがひどい場合は、水または中性洗剤を入れたぬるま湯で軽く押し洗いし、洗剤を流して自然乾燥を。
[給気グリル]
カバーを外して汚れを拭き取り、本体は掃除機でホコリを吸い取った後、水拭き、から拭きを。カバーの裏にセットされたフィルターは取り外して、水または中性洗剤を入れたぬるま湯で軽く押し洗いし、洗剤を流してから自然乾燥させます。
2015年11月現在の情報となります。