まずはやるべき家事を書き出し、毎日する、曜日ごとにするなど大まかに分け、簡単なタイムスケジュールを立てておきましょう。夜のうちにキッチンやダイニングを片づけておけば、朝起きたら、すぐに取りかかれます。
例えば、食器洗いは5分、洗濯を干すのは10分など、作業ごとに時間を決めてタイマーをセットすれば、スピードアップ。また、洗濯機を回している間に床掃除をする、お湯を沸かしている間に食器を洗うなど、作業を組み合わせると、さらに効率アップ。
朝起きたらベッドを整える、朝食やお弁当づくりのついでに夕食の下ごしらえをする、調理が終わったらコンロや流しまわりを拭く…。ついで作業を習慣にして片づけなどの手間を省きましょう。
- 空気中に舞い上がったホコリは夜の間に床に落ちています。家族が起き出してくる前に、モップをかけておきましょう。
- 家計簿をつける作業は頭がすっきりしている朝の習慣に。ついでに食事の献立を考えて、買い物リストの作成や一日の計画を立てて。
- ボタンつけ、書類の整理、ガラス拭きなど、後まわしになりがちな作業を、一日に1つずつ、朝の家事に組み込むのもおすすめです。
ドア部分には手あか、庫内は液だれがついたり、野菜などの食品くずなどがたまりがちです。気づいたらゴミは取り除き、ふきんで水拭きをして、汚れをためないようにしましょう。
電子レンジ内には、食べ物から飛び散った油汚れなどがつきます。使用後の温かいうちに、かたく絞ったふきんで拭いておきましょう。こびりついた汚れは水で濡らしたタオルを3分加熱して蒸気で汚れを浮かし、拭き取ります。
外側のドア部分についた手あかは、重曹水で拭きます。裏側の通気口の部分は歯ブラシなどでホコリを落とし、かたく絞ったふきんで拭いておきましょう。
使用後は、フィルターにたまったゴミを取り除き、水洗いしておきます。月に2~3回は、お手入れコースで庫内を洗いましょう。水あかの白い汚れがついたときは、庫内洗浄用の洗剤を使って。また、月に1回は、庫内やドアのふち、パッキン部分の水拭きを。パッキンについた汚れやカビは、薄めた漂白剤を浸した布で拭きます。
ポットの内側の白い斑点は、水に含まれるカルシウムなどのミネラルが結晶化したもの。ポットに水を満タンに注ぎ、クエン酸を大さじ1入れて、沸騰させた後2~3時間放置してから水洗いすると、すっきり取れます。
プラグをコンセントに差し込んでいると、たまったホコリに湿気が加わり、発火することがあります。これをトラッキング現象といい、火災の原因になります。特に水を使うキッチンでは要注意。冷蔵庫、電子レンジなどは、電気がもれたときの感電ショックをやわらげるため、アース線を取りつけておきましょう。
2016年2月現在の情報となります。