2006年9月の医療施設動態調査の結果、病院の療養病床数は前月よりも1413床減少して全体で35万915床となった一方、一般病床は前月より650床増の91万542床だったことが厚生労働省の発表で明らかになった。一般診療所の療養病床数は前月比404床減の2万1888床となり、病院と合わせた療養病床数は前月比1817床減の37万2803床で、療養病床数の合計はこれで7ケ月連続で減少しつづけている。
同様に、療養病床を有する病院は4254施設(前月比22施設減)、療養病床を有する診療所は2221施設(同44施設減)といずれも減少。
病院総数は8949施設(同10施設減少)。一般病院数は前月に比べて10施設減少して7876施設となったほかは精神病院が1072施設、結核療養所の1施設とも増減なし。病床数でみると、精神病床は35万2405床(同82床減)、結核病床は1万1121床(同増減なし)、感染症病床は1779床(同増減なし)で、病院の全病床数の合計は162万6762床(同845床減)となった。
一方、有床の一般診療所の病床数は15万9897床(同437床減)、歯科診療所の病床数は162床(同増減なし)で、これらを含めた全体の病床数は178万6821床(同1282床減)という結果になった。
ちなみに一般診療所については、無床診療所が前月より215施設増で8万5749施設。有床診療所は37施設減の1万2861施設で、総数では前月より178施設増の9万8610施設。歯科診療所は38施設増の6万7392施設。