中医協では、患者の納得や分かりやすさという観点から、病院と診療所の初診料の統一を行ってきたが、再診料についても2010年度診療報酬改定で69点に統一することに決めた。診療所は2点の引き下げ、病院は9点の引き上げとなる。
また、外来管理加算については、点数を52点に据え置く一方、算定要件の概ね5分以上という時間の目安(5分ルール)を廃止。引き続き親切丁寧な説明については要件とするとともに、「本人の多忙等を理由に、簡単な症状の確認を行ったのみで継続処方を行った場合にあっては、外来管理加算は算定できない」との文言を加え、いわゆる未受診投薬の場合は算定できないとする改定案が了承された。