東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県・横浜市・川崎市・千葉市・さいたま市・相模原市といった、1都3県5市の知事と市長で構成する九都県市首脳会議(座長=東京都・石原知事)は、長妻昭厚生労働相に対して特別養護老人ホームなど介護基盤の整備に関しての要望書を提出した。
要望書では、「特に、待機者解消や低所得者の負担軽減、高齢者の多様なニーズへの対応を考えれば、特別養護老人ホームの多床室整備や一部ユニット型整備は重要」とした上で、多床室とユニット型個室の合築を認めるなど、地方の実情に応じた柔軟な施設整備が可能となるよう求めた。