厚生労働省の調査によると、今年3月における病院の1日平均在院患者数は、前月比1万2702人減の132万9705人であることが分かった。
なお、各種病床を合計した病院全体の平均在院日数においても、前月比0.7日減の32.0日となり、一般病床の18.1日(同0.4日減)をはじめ、病床種別のいずれも平均在院日数が短くなったという結果だった。
反面、3月末時点の病院病床利用率は81.7%と、前月から0.4ポイント増加。病床種別では、一般病床75.7%(0.7ポイント増)、療養病床91.6%(0.4ポイント減)、介護療養病床94.3%(0.3ポイント減)、精神病床89.1%(0.1ポイント減)、結核病床34.7%(1.0ポイント増)。また、診療所の療養病床は68.4%(1.0ポイント減)で、このうち介護療養病床は77.1%(1.3ポイント減)だった。