今年5月における病院全体の1日平均在院患者数は、前月比1万6867人減の130万2459人、一般病床の平均在院日数は前月比1.1日増の19.1日となった。
病床種別で見た1日平均の在院患者数では、一般病床が68万3717人(前月比1万4371人減)のほか、療養病床が30万5491人(1959人減)のうち介護療養病床は7万7141人(同664人減)、精神病床は31万169人(同581人減)といずれも減少。結核病床のみ49人増加して3037人となった。また、外来患者の合計は130万6997人(同14万8342人減)だった。
病院全体の平均在院日数は、前月から2.2日増加の34.2日。一般病床が19.1日(同1.1日増)、療養病床は183.1日(同16.1日増)、そのうち介護療養病床は304.3日(同29.4日増)、精神病床は315.0日(同24.0日増)、結核病床は78.4日(同10.2日増)といずれも増加に転じている。さらに有床診療所の療養病床は105.4日(同5.8日増)で、そのうち介護療養病床は101.5日(同6.9日増)であった。
また、5月末時点での病院病床利用率は81.2%で、前月から1.1ポイント増加した。病床種別では、一般病床が75.1%(同2.2ポイント増)、療養病床91.1%(同0.5ポイント減)、介護療養病床94.3%(同0.6ポイント減)、精神病床89.0%(同0.3ポイント減)、結核病床36.8%(同1.3ポイント増)。診療所の療養病床は68.4%(同0.6ポイント減)、うち介護療養病床は78.5%(同0.5ポイント減)だった。