厚生労働省は、1月25日社会保障審議会介護給付費分科会を開き、厚生労働大臣の諮問に対する答申を決定。これにより、2012年度の介護報酬改訂の内容が決定した。
新設される「定期巡回・随時対応サービス」は、日中・夜間を通じて1日複数回の定期訪問と随時の対応を介護・看護が一体的に又は密接に連携しながら提供するサービス。中重度者の在宅生活を可能にする上で重要な役割を担う。
基本報酬は、一体型の介護・看護利用者で、9,270単位(要介護1)~30,450単位(要介護5)。また、介護利用者では6,670単位(要介護1)~26,700単位(要介護5)と設定し、連携型もこれに準じている。
なお、通所系サービスや短期入所系サービスを利用した場合は、基本報酬を日割りし、一定額を減算する。