厚生労働省は3月、2012年1月分の介護給付費実態調査月報を発表した。それによると、介護サービスの受給者数は前年同月と比べ、17万3,400人増の344万9,000人となり、介護サービス費用額は315億1,000万円増の6,417億1,200万円となった。受給者一人当たりの費用額は前年同月から200円増の18万6,500円だった。
サービス種別でみた受給者数は、居宅サービスが240万7,400人、居宅介護支援が214万8,300人、地域密着型サービスが30万3,700人、施設サービスが87万700人となっている。一方、介護予防サービスの受給者数は前年同月より4万4,300人増の93万4,200人となった。内訳としては、要支援1が41万5,600人、要支援2が51万6,000人。費用額は全円同月比19億5,500万円増の375億1,900万円となっている。