厚生労働省は、8月末時点の医療施設動態調査の結果を発表した。それによると、一般病院の施設数は前月末から2施設減少した7497施設だった。内訳では、精神科病院は増減なしの1071施設、結核療養所も1施設で増減なし。病院総数は2施設の減少で8569施設。一般病院のうち療養病床を有する病院は5施設減少して3893施設だった。
病院の病床総数は157万8819床(前月末比581床増)で、病床種別では一般病床が50床増の89万8566床、療養病床は485床減の32万8732床だった。また、精神病床は96床減の34万2423床、結核病床は50床減の7300床、感染症病床は増減なしの1798床となった。
一般診療所は10万65施設(同71施設増)で、そのうち無床診療所は9万455施設(同97施設増)。有床診療所は9610施設(同26施設減)で、病床数は12万5769床(同309床減)となった。このうち療養病床を有するのは1313施設(同4施設減)で、病床は1万3362床(同20床減)になった。歯科診療所は6万8439施設(同21施設増)。
また開設者別では、医療法人が5710施設・85万2363床、国(独立行政法人国立病院機構)が144施設・5万5629床、都道府県が216施設・5万8029床、市町村が673施設・14万4822床、厚生連が110施設・3万5270床、済生会が81施設・2万2420床、社会福祉法人が187施設・3万3274床などとなっている。