今年6月における病院全体の1日平均在院患者数は、前月比5859人増の127万9488人、一般病床の平均在院日数は前月比0.3日減の17.3日となった。
病床種別で見た1日平均の在院患者数では、一般病床が67万4448人(前月比5656人増)のほか、療養病床が29万7764人(同810人増)のうち介護療養病床は6万6802人(同186人減)、精神病床は30万4659人(同968人増)。結核病床は42人増加して2579人となった。
診療所における療養病床の1日平均在院患者数は9034人(同34人減)、そのうち介護療養病床は3350人(同34人減)。病院の平均外来患者数は142万7098人(同4万4254人増)だった。
各病床を合計した病院全体の平均在院日数は前月から0.7日減の30.9日だった。病床種別では、一般病床は17.3日(同0.3日減)、療養病床は173.1日(同2.7日増)、そのうち介護療養病床は307.8日(同6.0日増)、精神病床は280.7日(同5.3日減)、結核病床は69.9日(同1.9日減)だった。さらに有床診療所の療養病床は107.8日(同変動なし)で、そのうち介護療養病床は116.4日(同3.8日増)であった。
また、6月末時点での病院病床利用率は78.5%で、前月から2.2ポイント減少した。病床種別では、一般病床が71.0%(同3.8ポイント減)、療養病床90.0%(同0.1ポイント増)、介護療養病床93.5%(0.3ポイント増)、精神病床88.5%(同0.1ポイント増)、結核病床34.6%(同0.4ポイント減)。診療所の療養病床は65.7%(同0.2ポイント増)、うち介護療養病床は76.9%(同1.4ポイント増)だった。