[大阪府 Yさま邸]
眼下に街と海が広がる高台に、念願だった眺望の良い住まいを築かれたYさま。
ご夫妻の遊び心が随所に散りばめられた特別な邸宅は、
多趣味なお二人の毎日に新しい彩りを加えています。
パノラマ眺望を享受しながら暮らしたい
視界を遮るものがない見晴らしの良い高台に立つYさま邸。「眺望を最大限に生かしたプランを」というご夫妻の希望に応えた、大開口の窓からパノラマビューを楽しめる住まいです。
1階のLDKはダイニングを中心に、リビングとキッチン、板の間と階段下スペースを十字に配置。二方向に視線が広がる、のびやかな空間となっています。また、住まいのあちこちから景色を眺めたいというご要望を踏まえ、フロアレベルに変化をつけて思い思いにくつろげる居場所を点在させています。ロースタイルのリビングで過ごしたり、小上がりになった板の間部分に腰掛けたり、階段下のおこもりスペースでリラックスしたり。中でもお二人は、板の間でビーズソファに体を預けて窓の外の風景をぼんやり見るのがお好きなのだとか。
「六甲の山々や淡路島まで見える、本当に贅沢な眺めです。冬の雨上がりは特に空気が澄んでいて、遠くまで見渡すことができますよ。空の色が見る見る変わっていく夕方の時間帯も大好き。季節によって太陽の軌道が全然違うんだと実感します」と語るのは妻の直美さん。時間や季節の移ろいを感じる、幸せなひとときを堪能しておられます。
シンプルモダンなインテリアが眺望を引き立てるLDK 。夜景を邪魔しないよう、窓のサッシと構造柱は黒で統一
家の中でもアクティブに趣味を楽しみたい
休日はお二人で登山やランニングに出かけるというYさまは、多彩な趣味をアクティブに楽しむための工夫も施されました。玄関を入った正面にはロードバイクをつり下げて収納できるスペースをつくり、お二人の愛車をディスプレー。自転車を照らすスポットライトも設け、スタイリッシュで印象的な玄関を演出しています。
リビングはオーディオにこだわりのある夫の博さんのアイデアが光ります。板の間との段差を利用してオーディオ機器を収納し、ケーブル類は床下配線に。無駄なものが視界に入らない、すっきりとした空間になりました。
落ち着いたモダンな雰囲気が魅力の1階とは異なり、2階は「おもちゃ箱をひっくり返したよう」と直美さん。階段を上がってすぐのホールには、以前乗っていたロードバイクやレーシングゲーム用の操縦席などが並び、その横の造作棚には趣味の品が飾られています。さらには本格的なクライミングウォールも設置された、まさに自宅の中の遊び場。レッドシダーの天井材やカラフルなインテリアは目にも楽しく、ご夫妻の気分を高めてくれているそうです。
壮大な景色を望む住まいには、Yさまご夫妻の幸せそうな笑い声が満ちています。
天井までのグランフルサッシを通して、視界いっぱいに圧巻の眺望が広がります
2階に設けたお風呂と寝室からも、ご夫妻がほれ込んだ景色が眺められます。「視線が上がると見える範囲も変わるんです。夜は花火や星空が見えることも」と直美さん
階段の踊り場を広く設け、居場所の一つに。階段下のおこもりスペースにはイームズのラウンジチェアを置き、自分時間に浸れる空間をつくりました
2つのフロアを同時に眺められるスキップフロアからの風景。家族の存在を感じながらまどろむことができます
ご夫妻の好きなものを詰め込んだ2階ホール
細長い土間エリアの突き当たりにロードバイクを収納できるスペースを確保。横の掃き出し窓から出し入れできるのも便利
ソファでくつろぐ直美さん。「住まいの全てがお気に入り。毎日が幸せです」と笑顔を見せてくださいました
フォトギャラリー
LDKに設けた大開口の窓からは、街や海、広い空が望めます。自然光もたっぷりと入ってくるため、昼に照明をつけることはほとんどないのだとか。サッシと天井の隙間にロールスクリーンを隠すなど、余計なものを視界に入れない工夫もされています。眺望に向かって突き出したテラスは、贅沢な景色を独占できる、Yさまご夫妻だけの特等席。板の間の色や幅に合わせた木目調の床材を張り、室内との連続性を高めて開放的なスペースをつくりました。
「キッチンは絶対にキッチンハウスのものを」と決めておられた直美さん。ショールームに足を運び、色やサイズ感を吟味した上で、この住まいに一番合うものを選ばれました。洗練されたデザインが印象的な、インテリアとしての存在感も放つキッチンです。また、生活感を感じさせないよう、冷蔵庫などのキッチン家電は奥のパントリーに収納しています。
天井材の木目を引き立たせるため、照明はなるべく目立たないダウンライトを必要な箇所だけに取り付けています。ダイニングにはお手持ちのルイス・ポールセンの照明を設置。天井の一部を掘り込んでシーリングカバーを隠すことで、美観を保っています。リビングには調光がきくコーニス照明を入れ、落ち着いた雰囲気を楽しめる仕様に。「設計段階は少し心配でしたが、実際に生活してみると全く暗いと感じません。食事の時、映画を見る時、思い思いの場所でくつろぐ時など、シーンによって居心地の良い明るさに調整しています」とYさま。
2階のホールにも大きなFIX窓を設置。1階よりも視線が少し上がっているため、遠くの方まで見渡せるのだとか。ご夫妻で窓際に置かれたソファに座り、ぼんやりと外を眺める時間を楽しんでおられます。
玄関ドアを開けると、細長い通路の先にロードバイクの収納スペースが見えます。お二人の愛車をより印象的に見せるため、あえて通路の幅を狭くして奥行きを感じさせる空間をつくり、自然とロードバイクへと視線が移るようにしました。たっぷりの玄関収納には、ロードバイクをはじめ、登山やランニング、ウインタースポーツなど多彩な趣味のためのシューズや関連用品がしまわれています。
帰宅後すぐに手を洗えるように、玄関を上がって左手に洗面台とトイレを配置しました。洗面台正面の壁は玄関土間や玄関ホールの床材と同じ質感のタイルを張って統一感を演出。照明付きの丸い鏡がポイントになっています。
商品名 | xevoΣ |
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敷地面積 | 648.52m2 (196.17坪) |
床面積 |
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ご入居時期 | 2022年8月 |
家族構成 | ご夫妻(40代) |
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写真左から船山、村田
2024年2月現在の情報です。